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いくらダイエットしても痩せないあなた。もしかして腸漏れ(リーキーガット症候群)かも。

リーキーガットが原因で肥満に リーキーガット

あなたは、リーキーガットが原因で肥満になった!?

ここのところ連続して腸漏れ(リーキーガット症候群)をテーマに記事を書いています。

それは、今回は取り上げませんが、、、

貧困層に多い肥満の問題が、大きな社会問題になっている

のです。

劣悪な環境で劣悪な食生活を強いられる人々
劣悪な環境で劣悪な食生活を強いられる人々

リーキーガットとは、

情報をリーク(leak)すると腸(gut)が組み合わされた言葉で、腸から漏れること。

このリーキーガットの詳細に関しては、前回のブログで詳しく記事にしました。

リーキーガット

うつ病、バセドウ病や肥満、アレルギーなどの現代病を引き起こすリーキーガット(腸漏れ)症候群とは

リーキーガット症候群とは
リーキーガット症候群とは

そして、、、

リーキーガット症候群になると、免疫系が刺激されさまざまな病気になります。

■ 過敏性腸症候群、■ 潰瘍性大腸炎などの腸の病気、■ 腹痛、■ 肥満、■ 子宮筋腫や更年期障害など女性器系の病気、■ 花粉症や食物アレルギー、■ 喘息やアトピーなどアレルギー系の症状、■ 口臭や体臭の悪化、■ 頭痛や発熱、■ 慢性的にストレス、■ 統合失調症、■ うつ病、■ 自閉症など

うつ病名のどの心の病から大腸炎などの体の病気、アレルギー疾患などあらゆる病気にさいなまれます。

リーキーガット症候群になると、あらゆる病気になってしまう
リーキーガット症候群になると、あらゆる病気になってしまう

あなたの肥満は、もしかしてリーキーガット症候群から?ダイエットしてもやせることはできません。

リーキーガット症候群になると、、、

  1. 食欲が増します。
  2. 肝臓の働きが悪くなります。
  3. 血糖値のコントロールができなくなります。

その結果、、、

太りやすい体質になると同時に痩せにくいカラダ

に、なるのです。

リーキーガット症候群ならダイエットしても痩せません

リーキーガット症候群(LGS)になる考えられる原因とは

リーキーガット症候群と生活習慣とは密接な関係があることが判明しています。

たとえば、特定の物質の過剰摂取によって起こります。

  • グルテン(小麦など)
  • レクチン(大豆など)
  • サポニン(豆類、ナス科など)
  • タンニン(お茶、ワインなど)
  • 痛み止め(NSAIDs)
  • 経口避妊薬(ピル)
  • 抗生物質
  • ステロイド
  • アルコール
  • 乳製品(カゼイン)
  • 加工食品
  • トランス脂肪酸
  • 人口甘味料




とくに、グルテンの過剰摂取は重篤な問題というテーマで以前記事にしました。

男性と比べて女性が2倍多く発症するセリアック病。ヨーロッパの風土病ともいわれましたが、ひたひたと日本にも増加中。

セリアック病

男性と比べて女性が2倍多く発症するセリアック病。ヨーロッパの風土病ともいわれましたが、ひたひたと日本にも増加中。

小麦やお茶、ワインなどに含まれる物質がリーキーガット症候群を起こしている

腸漏れ(リーキーガット)の大半は、不摂生な食習慣や腸に負担をかける食品群です。このようなことを続けていると腸内環境が悪化し、腸壁をつないでいるタイトジャンクションがゆるみリーキーガット症候群となってしまうのです。

たとえば、、、

  • グルテン:小麦や大麦に含まれていますが腸壁を破壊
  • レクチン:大豆や小麦、ピーナッツに含まれています
  • サポニン:豆類やナス科の植物に含まれています
  • タンニン:ワインや緑茶などお茶に含まれています



すべての病気は、炎症から始まります。

とくに、このリーキーガット症候群は、腸がゆるんで腸管から異物が体内に侵入することから起こる炎症です。

そして、、、

異物に対して排除しようと免疫系が総動員することで炎症が起こります。

この異物侵入によって起こる免疫行動は、カラダに備わった自然な動きです。

ただ、リーキーガットが長く続くようになると、慢性状態を引き起こします。

これを、、、

慢性炎症

といいます。

 





ダイエットしてもリーキーガット症候群ならムダになる理由とは

以前このブログで、『肥満は病気です』という記事を書きました。

肥満は、過食や運動不足だけで起こる現象ではありません

肥満は、過食や運動不足だけで起こる現象ではありません!【マイクロバイオータの働き】

今回取り上げているリーキーガット症候群も同様です。

リーキーガット症候群と肝臓とのつながり

リーキーガット症候群になると、腸漏れから血管に侵入しそのほとんどは肝臓に送り込まれ処理されます。

ほとんどは、、、

食べた栄養は、表から血液に運ばれ肝臓に行き肝臓で解毒・分解されて全身の細胞に届けられます

腸から異物が血液に侵入すると、異物(有害物質)も肝臓がその処理を行うことになります。

なので、、、

腸漏れ(リーキーガット)を起こすと肝臓に大きなダメージを与える

ことになるのです。

肝臓の炎症は、ダイエットに悪影響を及ぼす

腸漏れ(リーキーガット)によって炎症をきたした肝臓は、血糖値のコントロールなどの正常な機能ができなくなります。

それは、、、

肝臓が正常に機能しないことで、脂質が蓄積されやすくなる
リーキーガットによって肝臓は脂質を処理できなくなる

さらに、くり返しますが、、、

肝臓の機能の低下によって、、、

血糖値のコントロールができなくなります。

糖尿病などの生活習慣病の原因に
リーキーガット症候群によって肝臓機能が低下すると、血糖値のコントロールができなくなり、血糖値が高くなると血糖値を下げる「インスリン」が大量に分泌されるようになる

インスリンは、肥満の原因になるホルモン

インスリンの働きには、血糖値を抑えるだけでなく脂肪を蓄積させない作用もあります。

血糖値のコントロール障害が肥満へ
血糖値のコントロール障害が肥満へ

 





ではでは。

 





参考サイト:
障害予防学:リーキーガット症候群(LGS)で痩せにくくなる理由と解消法
リーキーガット症候群解消法:リーキーガットが肥満や糖尿病につながる
リーキーガット症候群(原因とその改善策)
リーキーガット症候群|嘘?ホント?症状・改善の方法をご紹介

 





 





 





タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。