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骨を刺激して、たたいてガン予防。高齢になっても骨は鍛えれば強くなる。

骨をたたいてガン予防 ミネラル不足

[骨粗鬆症対策に]幾つになっても骨はたたけば強くなる

前回の記事で、グーパー体操を紹介しました。

1分もあれば、寝たままでできて血管が若返る体操です。

グーパー体操

グーパー体操で血管のサビを落として、血管を若返らせよう。【簡単なエクササイズ】

この素晴らしい体操と同様に今回紹介するのもチョー簡単なエクササイズです。

それは、、、

骨をたたくだけで骨が強くなり、ガン予防にもなる

という体操です。

これは、、、

前回の記事で雑誌:女性自身で紹介されていたもの。

骨を叩いてがん予防

骨にある「骨芽細胞」からはいくつもの骨ホルモンが分泌されています。
とくに「オステオポンチン」は免疫細胞を作る働きがあり、癌や肺炎、感染症などさまざまな病気を予防しています。
加齢とともに分泌が減る骨ホルモンを増やすカギが骨への刺激。
片手で軽くグーを握り、もう片方の腕全体をリズミカルにたたいていくだけでも、骨と骨芽細胞が活性化し、骨ホルモンがたくさん出てくるのです。



この情報をもとに調べてみました。

骨折しなくても、骨粗鬆症を発症すれば死亡率は2倍にも

2019年3月5日の産経新聞の記事より。

骨粗鬆症は、骨がスカスカになる症状です。
日本国内には、1300万人もの人がこの骨粗鬆症を患っているようです。

この、、、

骨粗鬆症になると死亡率が2倍にもなる

ようです。

また、一説では、、、

1,300万人のうち、1,000万人が女性とも

いわれています。

さらに、、、

この記事で「大阪市立大大学院医学研究科の稲葉雅章教授」の話によると、、、

アメリカのデータでは
血液中のリンの濃度が上昇すると心臓の周囲の血管も石灰化することから、骨粗鬆症を発症した人はそうでない人に比べて3.5倍も心筋梗塞や脳梗塞などのリスクがある

これは、、、

喫煙による心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが2.7倍に比べても骨粗鬆症になるとリスクが高く、どれだけカラダに悪い

のかが良く分かると思います。

骨粗鬆症になると死亡率が2倍に

もろい骨は、命を縮め。特に高齢者にとっては命取り

私たちの体は、約200個もの骨が組み合わさってできています。
この骨が丈夫なら転倒してもまた時間が経てば元の丈夫な骨になって普段どおりの生活を送れます。

が、、、

転倒などから死亡するケースはとても多く、それも高齢者に集中しています。

たとえば、、、

2013年のデータでは、転倒による死亡者数は7,766人でしたが、階段や段差などが原因で転倒・転落して死亡した数は、680人。
たった1割の転倒・転落の原因が判明しています。

このデータから分かることは、、、

9割の人が、障害物の無いところで転倒し、あるいは躓いて死亡にいたった

ということ。

60代以上の高齢者は、転倒すると8人に1人は骨折する

このデータを年代別に観察すると、、、

転倒した経験がある

  1. 20代:36.4%
  2. 60代以上:21.5%

転倒して、骨折した

  1. 20代:1.7%
  2. 60代以上:12.5%



と云う結果になり、、、

60代以上の高齢者は、転倒すると8人に1人は骨折する

ということになります。

また、こんなデータも・・・

大腿骨近位部骨折をすると1年後の死亡率は男性で3.7倍、女性で2.9倍も上がる

とあります。

60代以上の高齢者は、転倒すると8人に1人は骨折する

 





何歳からでも骨は強くなる。骨をたたいて強化させる。

人は、20歳のアタリからだんだんと骨が弱くなっていきます。
これは仕方ないこと。

ですが、ちょっとした努力で骨を強くすることができます。

100%再生する骨の不思議

皮膚や筋肉は、避けたり傷を負ったりすると傷跡が残るものです。

が、、、

骨は、上手に繋がれば傷跡の痕跡がなく完全に再生します

このような器官は、人のカラダでは骨だけです。

確かに若い人ほど回復は早いのですが、高齢者であっても骨芽細胞の働きが活溌になって骨は修復されるのです。

骨芽細胞と破骨細胞の関係

人体で骨よりも硬いものは、歯です。
が、この歯は永久歯になったら一生大事に使わないと再生されません。

そう考えると、100%再生される骨はとても柔軟なものだと思います。

骨の中には、『骨芽細胞(こつがさいぼう)』といわれる骨を強くするものと『破骨細胞(はこつさいぼう)』と呼ばれる骨を壊す細胞があります。

この骨芽細胞と破骨細胞は、双方が働き合って新陳代謝を繰り返しているようです。5年も経つと入れ替わります。

浦安市中央武道館・総合体育館トレーニングルーム:骨芽細胞と破骨細胞
骨を強くしたり太くするのは、『破骨細胞』が、骨の中心にある『髄腔』という血球の元になる細胞を貯蔵する空間を押し広げ、広がった骨の表面に『破骨細胞』が付着することで強化される

ようになる。

 





骨をたたいて骨粗鬆症のリスクを下げよう

骨の重要性をご理解いただけたでしょうか?

では、、、

骨をたたくことによって、自分の骨を強くしましょう

骨をたたくとその振動で筋肉や腱、関節がゆるんで動きが良くなります。

すると、、、

骨格の歪みが改善されます。

以下のエクササイズは、何時でもどこでも気軽にできます。

目安は、100回ですが10回に分けてやっても構いません。

膝をコツコツたたきましょう。

下のイラストのように、拳を作りコツコツたたきます。

膝をたたく

腕をコツコツたたきます。

イラストのように拳で反対の腕をたたきましょう。

注意することは、肘はたたかないこと。
肘には神経が通っているのでたたかないでください。
だから、痛みを感じたり、強くたたくのは避けてください。

腕をたたく





















ではでは。

 





 

 





参考にしたサイト
NHK:骨が生み出す「オステオポンチン」の働きとは?老化や免疫力に作用
ミモレ:骨はたたけば何歳からでも強くなる!手軽にできる骨粗鬆症対策
ミモレ:毎日たった1分でOK「ポコポコ骨たたき体操」で体が元気になる!
介護ポストセブン:毎日1分「骨たたき」で体が変わる! 女性に多い骨粗しょう症を予防【医師監修】
知らなきゃ大損!お金を貯めるWeb時代の歩き方:転倒・転落による死亡者数は、なんと年間8,000人の恐怖

 





 





超ミネラル水で丈夫な体に

 





 





タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。