クエン酸回路でエネルギーを作り、爆上げしよう
前回の記事は、ミトコンドリアを活性させるためには、クエン酸回路でエネルギーを作りましょう。
という情報を発信しました。
エネルギーを作り出すには、「解糖系」と「ミトコンドリア系」の2つがありますが、
ミトコンドリア系は、解糖系のなんと18杯も効率的
なのです
脳には、ミトコンドリアがとくに多い
私たち人間は、酸素が無いと3分も生きていられません。
酸素はとても重要ですが、、、
ミトコンドリアがとくに多い脳は、多くの酸素を必要としています。
私たちが1回に吸う酸素の約4分の1を脳が消費しています。
![](https://aigatoya.jp/wpblog/wp-content/uploads/2024/03/body_brain_nou.png)
また、、、
脳に酸素を補給するために巡る血液の量は、1日約2000リットル。
2リットルのペットボトル1,000本にもなります。
さらに、、、
脳は、酸素が無いと非常に弱く・・・5分程度の酸欠で壊死
するのです。
このように私たちの体は、多くのエネルギーが必要です。
エネルギーを作り出すには、多くの酸素が必要です。
その酸素がミトコンドリアで産出しています。
ミトコンドリアが、元気だと高体温体質になり、免疫力が向上し風邪を引かない丈夫な体がつくられます。
![](https://aigatoya.jp/wpblog/wp-content/uploads/2023/08/tca-cycle01.jpg)
酸素呼吸を行う生物全般に見らます。
ですから、、、
エネルギーをつくるのに欠かせないビタミンB群とは
生きていくために必要なエネルギー、そのエネルギーを作り出すのに欠かせないのがビタミンB群です。
この、、、
このビタミンB群は、どれか1つあれば良いというものではなく、それぞれが助け合って機能しています。
ですから、、、
ビタミンB群として一緒に摂取することが大切です。
![](https://aigatoya.jp/wpblog/wp-content/uploads/2024/03/food_niku_pack_waribiki.png)
代謝ビタミンともいわれるビタミンB群の働き
私たちが生きるための源であるエネルギーをつくるビタミンB群は、、、
あらゆる種類の酵素の補酵素として活動しています。
これらのビタミンB群は、体で働けるようになるために互いが助け合っています。
たとえば、、、
ナイアシンやビタミンB12は葉酸に必要であり。
ビタミンB2はビタミンB6に必要
といった具合です。
なので、単体で摂るのではなく一緒に摂ることが大切です。
一方、補酵素は酵素の働きを助ける栄養素で、酵素作用の発現に必須な低分子有機化合物です。
補酵素は酵素に結合して酵素の働きを補助します。
新谷酵素:補酵素とは?ビタミン・ミネラルを簡単にわかりやすく紹介より
ビタミンB群の働きは
主なビタミンB群の働きは、多岐にわたります。
オーソモレキュラー栄養医学研究所:ビタミンB群より
働き | 不足すると おきやすい症状 |
|
---|---|---|
ビタミンB1 |
|
肩こり、筋肉痛、疲労、アルコール中毒、脚気、食欲不振、記憶力減退、集中力低下、音に過敏、神経炎、ウェルニッケ脳症 |
ビタミンB2 |
|
肝臓機能低下、脂質の過酸化、疲れ眼や眼の充血、口角炎、口内炎、舌炎、皮膚・粘膜に炎症、成長が鈍る |
ナイアシン (ビタミンB3) |
|
うつ、幻覚症状、イライラ、不安、精神障害、口内炎、皮膚炎、舌炎、胃腸障害、下痢、ペラグラ |
パントテン酸 (ビタミンB5) |
|
うつ、性腺機能低下、足の痛み、めまい、動悸、頭痛、手足のまひ、けいれん、皮膚の異常 |
ビタミンB6 |
|
インスリンの分泌低下、アミノ酸吸収低下、かゆみ、浮腫性湿疹、皮膚炎、貧血、虫歯、下痢、食欲不振 |
ビタミンB12 + 葉酸 |
|
神経系の障害、記憶減退、集中力低下、食欲不振、便秘、下痢、異常興奮、悪性貧血、胎児・乳幼児の成長不良、学習能力の低下、舌の異常 |
ビオチン |
|
脱毛、白髪、うつ、無気力、食欲不振、吐き気、嘔吐、皮膚炎、肌のむくみ、筋肉痛 |
ストレスや加工食品などで不足するビタミンB群
一般的には、普通の食事を摂れば不足しないといわれているビタミンB群ですが、、、
コンビニ食や加工食品、過度のストレスや抗生物質など、現代人は何かとビタミンB群が不足しがちです。
![](https://aigatoya.jp/wpblog/wp-content/uploads/2024/03/kusuri_nomu_ojiisan.png)
ビタミンB群の栄養素 | 期待できる効果 |
ビタミンB1 | 疲労回復 |
ビタミンB2 | 身体の成長をサポート |
ビタミンB6 | リラックス効果 |
ビタミンB12 | 貧血を防ぐ |
ナイアシン(ビタミンB3) | 二日酔いの予防 |
パントテン酸(ビタミンB5) | ストレスを和らげる |
ビオチン(ビタミンB7) | 髪や肌を健康に保つ |
葉酸(ビタミンB9) | 動脈硬化の予防 |
ビタミンB群を多く含む食べ物は?
- 赤身の魚や、ヒレ肉やささみなどの脂が少ない肉類
- バナナやパプリカ、さつまいも、玄米など
- あさり、しじみ、はまぐり、かきなどの貝類
- レバー(牛、豚、鶏)
- いわし類、さば、たらこ
- ごまや玄米、アーモンド、アボカド
ビタミンB群の種類と豊富に含まれる食品は?
- ビタミンB1: 豚肉、穀類など
- ビタミンB2: レバー、ハツなど
- ビタミンB6: にんにくや肉類、魚類など
- ビタミンB12: 貝類や魚卵、レバーなど
- ナイアシン: 魚類、肉類など
- パントテン酸: レバーやハツなど
- 葉酸: のりやレバーなど
- ビオチン: レバーや落花生など
ではでは。
参考にしたサイト
婦人画報:ビタミンB群が豊富な食べ物で疲労回復!
ふるさと納税:ビタミンB群が豊富な食べ物まとめ|身近なおすすめ食材を紹介!
オーソモレキュラー栄養医学研究所:ビタミンB群
厚生労働省eヘルスネット:ミトコンドリア
ナチュラルクリニック代々木:エネルギーをつくり出すには酸素とビタミンB群が大切です
鶴見クリニック:鶴見医師に聞く「断食中は水だけで大丈夫?」について
アストリション:クエン酸は疲労回復に効果なし?嘘かどうかスポーツ栄養士が考察してみた
いわい中央クリニック:解糖系とミトコンドリア系
![]() |
あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |