コロナ禍で増え続けている痛風。
3年間で15万人も増加中
2019年以来、新型コロナウイルスが蔓延し世の中の動向は大きく変化しました。
とくに変わったのは、、、
- 自粛生活(ステイホーム)
- 在宅勤務(リモートワーク)
このような生活様式の変化から、、、
- 運動不足
- 栄養バランスの崩れ
- 生活習慣の乱れ
などが懸念されていました。
が、実際に今回取りあげる痛風などは目立って増加の一途をたどっています。
以下の記事は、、、
一般社団法人日本生活習慣病予防協会の医師338名への緊急アンケートから見えてきた現状というデータから『コロナ前後を比べて「痛風」「高尿酸血症」患者が3割以上増加傾向!』という驚くべき記事です。
コロナ前後を比べて「痛風」「高尿酸血症」患者が3割以上増加傾向
以前、このブログでも痛風に関しては増加する傾向もあり、注意が必要と警鐘を鳴らしておりました。
そして、この「痛風」「高尿酸血症」が増加していることが判明しました。
しばし、この記事を掲載したいと思います。
「受診控え」が予想された期間中でも高尿酸血症/痛風の患者は増加傾向
調査対象期間の高尿酸血症や痛風の新規患者数の増減については、「とても増えている」(17名)、増えている(96名)、合計113名(33.4%)が増加傾向を認識していた。
増えている新規患者さんの年齢について関する質問では、40~50代(男性)との回答が93名と最も多かった。
「受診控え」によって高尿酸血症の増悪や痛風発症の増加がもたらされる可能性
受診控えに対する回答者の実感では、191名(56.5%)が「受診控え」を実感するとの回答を寄せた(「とても増えている」(17名)、「増えている」(174名)。
この191名の97.4%が高尿酸血症や痛風が増加すると考えていることが明らかになった。
懸念されるwithコロナでの高尿酸血症や痛風患者の増加
COVID-19対策によるステイホームやリモートワークの広がりによる社会的なリスクとして日本全体で高尿酸血症や痛風の患者さんが増えると懸念を回答したのは、322名(「増える」(50名)、「やや増える」(272名)、95%)であった。
withコロナは食生活をはじめとする生活習慣病予防の対策が一層重要
高尿酸血症や痛風の改善・予防に対する食生活の重要性については334名(99%)が肯定し、その理由については、「食生活に気を付けて体重コントロールができている人は、尿酸の上昇を認めていない」との声がある一方、withコロナの<新しい生活様式>が高尿酸血症や痛風の継続的リスクとなる可能性を指摘する意見も多くあった。
乳製品にはエビデンスがあり、身近で低カロリーなヨーグルトを推す回答が多かった
手軽にできる尿酸値対策として患者さんへお勧めしたい乳製品に対しては、219名(65%)の先生が乳製品をお勧めしたいと回答し、また乳製品の中でも、「ヨーグルト」を挙げた先生が最も多かった。
その理由として、尿酸値を下げることのエビデンスがあり、「脂質や糖分が少なく、血糖値の上昇をあまり気にしなくて良い」、「腸内環境を整える」効果も期待できること。
なにより、「身近」「手軽」で、「習慣にしやすい」などのコメントが寄せられた。
withコロナで懸念される
高尿酸血症・痛風患者数の増加と対策
今回のアンケート結果について、金子希代子先生(一般社団法人日本痛風・尿酸核酸学会 理事長、日本生活習慣病予防協会役員)は、「本年7月に発表された2019年の痛風患者数(厚生労働省 国民生活基礎調査)は125万人と、前回(2016年)より15万人も増加しています。
コロナ禍により、さらに増えている可能性が懸念されました。今回の回答には、それが実態として表れていて、興味深い結果です」。 「高尿酸血症・痛風の治療の基本が生活習慣改善であることや、高尿酸血症の合併症リスクは痛風だけではないことは、医療者には認知されていることはわかりましたが、患者さんや一般の方への啓発活動の重要性を改めて認識しました」という。
乳製品の推奨については、「乳製品はプリン体も少なく、摂取量が多い人ほど尿酸値が低いというエビデンスは明確です。ヨーグルトには整腸作用もあり、また、プリン体を分解する乳酸菌を含むものもあります。皆さんの回答にあるように、身近で手軽な食品であり、患者さんに勧める乳製品としてもっとも高かったことは納得できます」とコメントしました。
ウイルス感染症対策の基本は
健康的な生活習慣
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化リスクとして、喫煙や肥満が関係することは明確になってきました。高尿酸血症もリスク因子との報告もありますが、肥満と高尿酸血症の相関関係は明確です。
COVID-19に限らず、ウイルス感染症へ罹患しても重症化しないための基本的な対策とは、生活習慣病にならないための生活習慣を身につけることに他なりません。
日本生活習慣病予防協会は、生活習慣病予防のための健康スローガンとして『一無(禁煙・無煙)、二少(少食・少酒)、三多(多動、多休、多接)』を提唱しています。
コロナ禍に伴う自粛や<新しい生活様式>を、現在の生活習慣を見直す機会としてとらえ、生活習慣病を予防し、健やかな人生を築きましょう。
以上が、『コロナ前後を比べて「痛風」「高尿酸血症」患者が3割以上増加傾向!』からの記事の抜粋です。
痛風発作が起きやすい場所とは
痛風発作の90%は、下肢の関節に集中している
足の親指の付け根がダントツに発生頻度が高く、全体の7割を占める
突然くる激痛、風が吹いただけで痛くなることから『痛風』とよばれていますが、実際には『痛風発作』という言い方が正しい呼び方になります。
この、、、
痛風発作が起こる場所の90%は、下肢の関節に集中しています。
その理由は、はっきりと原因は判明していません。
尿酸が尿酸ナトリウムとなり結晶化することで
痛風発作が発症する
痛風発作は、尿酸が尿酸ナトリウムとなり結晶化することで痛風発作が発症します。
その条件は、、、
そして、、、
酸性の強いところ、
次ぎに温度が低いところの順番で結晶を作りやすい
以上の条件が揃う箇所は、、、、
間接、耳たぶ、腎臓や尿路など
そして、、、
- 間接に結晶がたまれば痛風発作
- 耳たぶならば痛風結節
- 腎臓や尿路ならば結石
と、場所によって痛風の出方は変化しています。
酸性の強いところ、
次ぎに温度が低いところの順番で結晶を作りやすい
尿酸値が7.0mg/dl以上になると、
尿酸が結晶化して関節に沈着する
痛風発作のほとんど、99%が高尿酸血症です。
この、、、
尿酸は、通常は血液中に溶けて存在しています。
が、尿酸値が7.0mg/dl以上になると、尿酸が結晶化し、関節に沈着する
といった現象が起こります。
その原因を考えると、、、
- 大量に汗をかく(激しい運動やサウナなど)
- たくさんのお酒を飲む
- 足が締めつけられる靴を履く
- 精神的な強いストレスを感じている
- 仕事が忙しい日々が続いている
- 寒い中に長時間、体が冷えている など
最後に痛風発作からの合併症の問題を
痛風発作は、本当に「痛い!」のですが、この痛風発作自体は2〜3日で嘘のように消えていきます。
だから、、、
ちょっとすると痛風発作に対して油断をしがち
ですが、、、
痛風発作の一番怖いのは、この症状を放置することです。
たとえば、、、
痛風発作を長期間にわたって放置していると、腎臓は不純物を濾過する過程で『尿酸結晶が腎臓か機能を傷つける』
ということを生じます。
さらに、、、
高尿酸血症の状態を長い期間放置することで透析を必要とするカラダになってしまう
また、、、
痛風結節や尿路結石などの症状が現れる
ようになります。
また、尿の通り道に尿酸の結晶が固まって結石ができると尿路結石になります。
そして、、、
泌尿器科の外来でみられる疾患の中では最も頻度の高い疾患のひとつで、年間罹患率も年々上昇を続けています。
特に壮年男性と閉経後女性に高頻度にみられます。
ではでは。
参考にしたサイト
一般社団法人日本生活習慣病予防協会:コロナ前後を比べて「痛風」「高尿酸血症」患者が3割以上増加傾向!
尿酸値を下げる!痛風克服サイト:痛風発作が起こりやすい場所。あなたはどこが痛い?
王子総合病院:痛風とは?
あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |