高濃度のミネラル溶液を使った実験をしています。
甘酸っぱくておいしい「いちご」。
真っ赤でピカピカしていて、汚れなんて付いてなさそうに見えますね。
ところでみなさんは、いちごの1シーズンあたりの農薬使用回数はご存知でしょうか?
なんと、出荷までに
20回〜30回も農薬を使っているそうです!!
しかも、したたるくらい撒くんだそうです。
ちなみに、「あまおう」のブランドいちごがある福岡県では、
1シーズンあたり63回の農薬使用
が認められているそうです。
こんなに農薬が使われているとは、びっくりしました。。。
真っ赤で形が良くて、虫食いがないピカピカの「いちご」。
だけど、農薬をたくさん使っていると考えると
よ〜く洗って食べないとな…と思います。
しかし、いちごの表面をよく見ると
ビッシリ細かい毛が生えていて、さっと洗ったくらいでは汚れが落ちにくいんです。
水に落としてみると表面に気泡が付きます。
毛が密集していることで水が表面に届きにくく
洗っているようで洗えていない状態になっているんです。
農薬のことを考えると、しっかり洗いたいですよね〜。
そこで、 ミネラル溶液『岩の力』の登場です。
水道水1リットルに対し10ccの岩の力を入れ、
いちごを洗うための「薄いミネラル水」を作ります。
(※ミネラルくんの場合は水道水1リットルに4〜5滴です。)
この「薄いミネラル水」は、他にも野菜を洗ったり海老や魚を洗うのにも適しています。
「岩の力」は、ごく少量です。
水道水を入れたペットボトルに「岩の力」を入れ、よく振ります。
左は「薄いミネラル水」を入れたコップ。
右はただの水道水です。
そこにいちごを入れて少し混ぜます。
15分くらい浸けておくのですが
うっかり忘れてしまって
1時間経ってしまいました…(汗
左の「岩の力入り」の方が汚れが多いように見えます。
いちごを取り出してみましょう。
どちらも水が若干黄色くなりました。
1時間も浸けていたからでしょう。。。
「岩の力入り」の方が少し色が濃く出ているようです。
右の水道水の方には、細かな毛がパラパラ落ちています。
かすかに黒い汚れも見えますね。
拡大してみます。
左の「薄いミネラル水」には、毛と一緒に黒い泥のような汚れも底に沈んでいるのが見えます。
拡大してみます。
この違いはなんでしょうか。
それは、ミネラル溶液「岩の力」を入れたことによって、水クラスターが小さくなる事が1つの理由です。
水分子H2Oはゆるーく水素結合されている集合体で、
それが細かくなる事によって表面張力が失われ、汚れが落ちると言ったメカニズムです。
この実験結果を見るまで、いちごがこんなに汚れているとは思わなかったです。
水道水だけでは、落ちない汚れもあるんですね。
いちご以外の野菜も「ミネラル洗い」をすることで農薬や汚れが落としやすくなるのでオススメですよ。
あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |