昭和30年代に比べて喫煙者は減っているのに肺ガンが増えているのはなぜ?
単純な疑問として30年代9割の人がタバコを吸っていて、現在はほとんどの人がタバコを吸っていない。
のに、、、
癌患者が増加している。それも女性の肺ガンが特に増加しているのはなぜなのだろう?
と、疑問に思わないでしょうか?
とくに女性の肺ガンの罹患率が増加しています。
WHOが出しているがんの原因は・・・
- 食 1/3
- タバコ 15%
- アルコール 2%
- 食品添加物 それ以下
食が大いに関係していることが分かります。
今回は、女性の肺ガンの増加の謎を以下の動画を元に深掘りしたいと思います。
東洋思想:陰陽五行説では、肺は「金」である
陰陽五行説は有名です。陰陽五行説での肺の役割をみてみましょう。
今回のテーマの「肺=金」となります。
東洋医学では、肺は金にあたる。
金は、振り分ける部分といわれます。肺は、二酸化炭素と酸素を分ける。
また、、、
金である肺は、感情の概念でいうと「悲しむ」とか「憂える」という概念になります。
ですから、東洋医学では・・・
金である肺は、悲しくなったら悲しみが詰まる「悲しみ・絶望・喪失感・陰鬱」をさすのです。
なので、、、
肺ガンとは、悲しみ・絶望・喪失感・陰鬱である
では、、、
この肺ガンの悲しみ・絶望・喪失感・陰鬱を作る食物は何かというと甘みという概念
なのです。
ですから、、、
東洋医学では、肺(胸)を悪くするのは、甘いもの
ということができます。
甘いものとは、ケーキや砂糖、果物などであり、
糖類はすべて肺(胸)を悪くするものといえます。
漢方で考えるがんになりやすい人とは
東洋医学では、実証と虚証という考え方があります。
「証」の分け方のひとつに「虚・実(きょ・じつ)」があります。
- 体力や抵抗力が充実している人を「実証」
- 体力がなく、弱々しい感じの人を「虚証」
と言います。
じつは・・・
実証(体力のある人)は、悲しみの概念を感じないので辛いとか悲しいとかいうものがない。
すると、、、
肺の機能が悪くなり虚血(血流が悪くなる)が起こり、血流が悪くなり(低体温が発生)、発ガン物質が溜まるようになり、がんが発生する
これは、よくいわれているように、、、
低体温で陰鬱な感情の人はがんになりやすい
のです。
現在、発症している肺ガンの女性には若い人も多くみられますが、通常は胃ガン発生には15年ほどかかります。
それは、なぜでしょか?
じつは・・・
体力があり低体温の人で、日頃から甘いものを食べている方は、陰鬱という感情が出続けてしまっている人なのです。
これは、西洋医学的にいうと・・・
この、、、
だから、肺が虚血(血流が悪くなる)になる
大東亜戦争前には少なかったがんが
戦後異常に増加した理由とは
PL480条を前回のブログで紹介しました。
このPL480法案はアメリカ農産物を有利な条件で発展途上国に輸出するという内容であったが、同時に学校給食に対しては無償で食糧援助をすることが出来るという条項もあった。
ようは、、、
しかし、日本人は、小麦に対する不耐症が多いのです。
- 軽い症状なら、花粉症
- 中程度なら、パーキンソン病やリュウマチ
- 重症なら、がんになる
重要なことですが、、、
小麦には、グルテンが入っており日本人にとっては免疫攪乱させる物質である
のです。
なぜ?喫煙率は下がったのに女性の肺ガンは増加の一途をたどるのか
昭和30年代に比べて現在の喫煙者は、7分の1になりました。
昭和30年代は、9割は喫煙者だった。
しかし、現在は、、、
肺ガンは7倍になり、肺ガンの死亡者は4倍になった。
肺ガンは、男性が女性の2倍
肺ガンの種類は大きく分けて2つ
- 小細胞がん
- 大細胞がん
小細胞がんは、喫煙者と深く関係しているけれどがん患者の2割程度しかない。
ということは、、、
残りの8割は「非小細胞がん」
になります。
肺ガンには、以下の3つに分類できます。
- 扁平上皮がん
- 大細胞がん
- 腺がん
注目すべきがんは「腺がん」です。
この、、、
「腺」とは、ホルモンや汗など何かを分泌する「腺組織」
この、、、
「腺組織」は、油に対する感受性が強いのが特徴
ですから、、、
植物性の油を摂っていると、腺が詰まりやすくなる
のです。
だから、、、
植物性の油を多く摂っている人は、乳ガンや前立腺がんになる人多い
では、肺ではどうなのか?
肺では「肺腺がん」が増えています。とくに、「肺腺がん」は、植物性の油と関係が深いのです。
これは、、、
植物性の油を多く摂っていると「腺」が詰まりやすくなる。
ということ。
腺がんは、多くの場合、肺の奥のほう(肺野部)の細かく枝分かれした先にできます。女性やタバコを吸わない人にできる肺がんの多くがこの腺がんで、肺がん全体の半数程度を占めます。
肺ガンとともにいきる:腺がんより
これは、、、
東洋医学でいうと、悲しくなくても虚血の状態になる
ということ。
なので、以下の人はがんになりやすい。
- 植物性の油を摂っている人
- 小麦を摂っている人
- 糖類を摂っている人
ということ。
また、このようなタイプの人が癌になりやすい。
それは、、、
肺腺癌になる人は、甘いものの洋菓子が大好きな人
このような人は、タバコとは無縁で「植物性の油に依存している人」になります。
さらに、、、
肺腺がんの人は、女性のホルモンが関係する子宮体がんや乳がんなどと関連が強いのです。
この、、、
肺腺がん、子宮体がん、乳がんは、エストロゲンと深い関係あるのです。
肺腺がんになる人は、普段から甘いものやお菓子を食べている人が多いことが分かります。
普段から甘いものを多く食べている人は、癌になりやすい。
甘いものを食べるとインシュリンが出ます。
インシュリンというホルモンは、緊急事態の強力なホルモンなので上がった血糖値を強力に下げすぎる
すると、、、
下げた血糖値をいろんなホルモンを使って血糖値を上げようとします。
たとえば、、、
副腎から出る「グルカゴン」というホルモンやコルチゾールを使って上げようとします。
この、、、
グルカゴンやコルチゾールは「筋肉や脂肪を分解して糖を作る(糖新生)」のです。
グルカゴンを作るためには、脂肪からケトンが発生
困ったことに・・・
グルカゴンを作るためには、脂肪からケトンが発生します。
このケトンには、以下の脂溶性の3つが生まれます。
- アセト酢酸
- ヒドロキシ酪酸
- アセトン
アセト酢酸とヒドロキシ酪酸は、分子量が大きいので液体でアポクリン汗腺という脇の下や陰部、足の指の間より排泄されます。
が、、、
アセトンには、発がん性があり、油性マジックの匂いがします。
よって、、、
普段から甘いものを多く食べている人は、アセトンを肺から多く出している人となります。
なので、、、
肺ガンになりやすい人は、以下のようなタイプの人だと分かります。
- 小麦をたくさん食べている人
- 甘いものをたくさん食べている人
- 植物性の油を多く摂っている人
ではでは。
参考にしたサイト
肺ガンとともにいきる:腺がん
フードヘルスパボラトリィ:学校給食の裏面史
ツムラ:私に合う漢方薬の見つけ方
ダイヤモンド:自然のものを五つに分類する「五行説」、「五味」「五性」を活用
漢方ライフ:基礎知識
ニッポンドットコム:日本の男性喫煙率、ピーク時の1/3まで減少
教えてがんのこと:肺がん患者の統計
三菱電機会員サイト:薬膳食
福岡美容皮膚科あやべクリニック:アポクリン汗腺とは?
あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |