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【糖尿病とうつ病】日本人の6人に1人は、糖尿病または予備軍。その3割は、うつ病を発症しています。

6人に1人は糖尿病か予備軍 うつ病

糖尿病患者1,000万人予備軍1,000万人。6人に1人が糖尿病と予備軍

食習慣が悪化し、次第にカラダが酸性に傾くと「糖尿病」にかかりやすくなる。

と、前回のブログで記事にしました。

アルカリ性食品

[糖尿病予防に最適]アルカリ性食品を摂ることで、酸性のカラダを弱アルカリ性に戻しましょう

驚くべきことに、現在の日本は糖尿病大国になっています。


タイトルの通り、、、

糖尿病および糖尿病予備軍は6人に1人という恐るべき割合

になっています。

糖尿病および糖尿病予備軍は6人に1人
平成28年国民健康・栄養調査によると、糖尿病にかかっている人は、1000万人。糖尿病が強く疑われる予備軍は、1000万人と推計されています。
成人の6人に1人が糖尿病もしくは予備軍になります。
糖尿病の方の割合は男性18.7%、女性9.3%(平成30年国民健康・栄養調査)。




これは、、、

アシドーシス(尿pHが酸性)に長期間なっていると、インスリンの抵抗性が低くなり糖尿病や痛風発作・結石(腎臓・尿管)を起こしやすい

さらには、、、

糖尿病、痛風に加え脳卒中、動脈閉塞および認知症、そして癌を発症しやすくなります

この悪循環は、生活習慣の著しい悪化によって引き起こされると思われています。



また、、、

炎天下40℃のしたでも腐ることのないコンビニ食、添加物の多い外食、悪質な油を使った揚げものなどトランス脂肪酸を多く摂る生活

などが、深く影響していると考えられています。

炎天下40℃のしたでも腐ることのないコンビニ食

糖尿病予備軍とは

糖尿病予備軍とは、2型糖尿病になる前の段階を指します。
「予備軍」とか「境界型」などとよばれています。

注意しなければならないことは、、、

糖尿病の予備軍だからと行って安心できないこと。
予備軍であっても「心筋梗塞」や「脳梗塞」にかかりやすい状態にある

のです。

糖尿病は、長い時間をかけて発病にいたる病

糖尿病は、長い時間をかけて発病する病気であり、急に突然病気にかかるという疾病ではありません。何年もかけて血糖値が高くなり糖尿病になります。



ですから、、、

糖尿病予備軍といわれても安心できるものではありません。

たとえば、、、

血糖値が予備軍ならば、健常な人よりも6~20倍も多く糖尿病を発症する

といわれています。

糖尿病予備軍は健常な人よりも6~20倍も多く糖尿病を発症する

血糖値が上がると下げるためのホルモンであるインスリンが出ますが、糖尿病になるとインスリンが効かなくなります。

糖尿病予備軍の人は、かなり以前から血糖値を下げるホルモンであるインスリンが出にくくなっていると考えられています

高い血糖値が続くと血管に大きなダメージが残る

動脈硬化は、血管の老化によって引き起こされます。

この状態は、糖尿病予備軍の段階から始まっていて、血糖値が高い状態は血管に大きな負担をかけているのです。

また、このような状態が続くと、、、

糖尿病予備軍は、心臓や脳などの血管の病気にかかりやすい

と、いわれています。

糖尿病は、合併症が生じやすい

糖尿病予備軍から糖尿病に進行すると、、、

神経症や網膜症、腎症などの合併症を引き起こしやすくなります



さらに、、、

正常な人に比べると心臓や血管の病気になりやすい確率は、
糖尿病予備軍が、2.2倍
糖尿病の人が、3.5倍

と、大きな割合で合併症を発症します。

糖尿病、糖尿病予備軍の人は心臓や血管の病気になりやすい

厚生労働省のe-ヘルスネット:糖尿病とこころでの記事では、、、

糖尿病になると、、、

  • 年間15,000人が、死亡
  • 年間15,000人が、人工透析をはじめ
  • 年間1,000人が、視力障害などの失明している

というデータがあります。

 





糖尿病になると3割の人がうつ病に
糖尿病になると3割の人がうつ病に

糖尿病になると3割の人がうつ病を発症する

先に紹介した厚生労働省のe-ヘルスネット:糖尿病とこころでは、糖尿病とうつ病の関係について以下のように紹介されています。

糖尿病の約30%にうつ症状があるといわれ、糖尿病とこころの問題が重要視されるようになっています。
糖尿病患者の
13%は不安障害
11%はうつ病と診断され
5.7%は抗うつ薬を服用している




このうつ病を発症する原因として、、、

糖尿病発症による食事制限と厳しい自己管理。長引く治療によるストレスなどからうつ病を発症する

のではないかと考えられています。

さらに、逆も考えられます。

うつ病になると、運動不足になるし、自己管理も難しいので糖尿病になりやすい

 



長い生活習慣の乱れから起こる糖尿病

糖尿病とうつ病を発症すると死亡率が1.6倍に跳ね上がり、医療費も4.5倍に膨れがある

糖尿病とうつ病を発症すると生活環境に深刻な影響がでてきます。

それは、、、

  • 生活の質の低下
  • 厳しい自己管理
  • 食事制限
  • 腎症や網膜症などの合併症の心配
  • 合併症の悪化
  • 終わることのない治療 など
糖尿病とうつ病を発症すると死亡率が1.6倍に

さらに、、、

医療費が4.5倍にも膨れ上がる現実

これらの精神的なストレスが、糖尿病患者や糖尿病予備軍の人々を襲います。

すると、、、

  • 治療に期待することが薄れ
  • 運動することの意欲がなくなり
  • 食事制限へのチャレンジ欲も減り
  • 喫煙や飲酒量の増加
糖尿病になると4.5倍にも膨れ上がる

などなど、、、

糖尿病を悪化させる悪循環に陥る

こととなります。

また、、、

糖尿病患者の半数は、うつ病を発症していることに気づいていない

ともいわれています。

糖尿病患者の半数は、うつ病を発症していることに気づいていない
糖尿病患者の半数は、うつ病を発症していることに気づいていない

これは、、、

体調不良の原因が糖尿病によるものなのかうつ病によって不調なのかの判断が難しい

ことが原因で気づきにくいと考えられています。

 





糖尿病予防にも酸性食品を減らしてカラダをアルカリ性に戻しましょう

カラダが酸性に長い間傾いていると、「お酒に酔いやすい」とか「風邪を引きやすい」などといった体の症状が出てきます。

すると、、、

爪が割れやすくなったり、眠気がとれないとか、頭痛・便秘・疲労感や冷え性が強くなる

といったことがおこります。

このようなカラダが酸性になる弊害については以下の記事で紹介しています。

アルカリ性とは何か

日々カラダをアルカリ性に保つことを意識しながら食事をしよう

ですから、以下のような食品をバランス良く摂ることが大切です。

酸性

3炭酸水、ソーダ水、栄養ドリンク

酸性

4ポップコーン、クリームチーズ、バターミルク、プレーン、菓子パン、パスタ、チーズ、豚肉、ビール、ワイン、紅茶、ピクルス、チョコレート、ローストナッツ、酢、スイートンロー(人工甘味料)、イコールスイート(人工甘味料)、ニュートラスイート(人工甘味料)

酸性

5ほとんどの精製水、蒸留水、コーヒー、加糖フルーツジュース、ピスタチオ、牛肉、白パン、ピーナッツ、ナッツ、小麦

酸性

6フルーツジュース、ほとんどの穀物、卵、魚、茶、煮豆、加熱したほうれん草、豆乳、ココナッツ、ライ豆、プラム、玄米、大麦、ココア、オート麦、レバー、牡蠣、鮭

中性

7ほとんどの水道水、ほとんどの湧き水、海水、河川水

アルカリ性

8リンゴ、アーモンド、トマト、グレープフルーツ、トウモロコシ、マッシュルーム、カブ、オリーブ、大豆、桃、ピーマン、大根、パイナップル、サクランボ、ワイルドライス、アンズ、イチゴ、バナナ

アルカリ性

9アボガド、緑茶、レタス、セロリ、エンドウ豆、さつまいも、ナス、さやいんげん、ビート、ブルーベリー、洋ナシ、ブドウ、キーウィフルーツ、メロン、みかん、イチジク、ナツメヤシ、マンゴー、パパイヤ

アルカリ性

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10ほうれん草、ブロッコリー、アーティチョーク、芽キャベツ、キャベツ、カリフラワー、ニンジン、キュウリ、レモン、ライム、海藻、アスパラガス、ケール、大根、カラードグリーン、玉ねぎ

この食事の最適なバランスは、、、

  • アルカリ性食材60%
  • 酸性食材を40%

糖尿病やうつ病にならないためにもカラダを弱アルカリ性に戻しましょう。

ミネラル豊富な和食
和食は、バランスのとれた最適な食事です

 





ではでは。

 





参考にしたサイト
厚生労働省のe-ヘルスネット:糖尿病とこころ
糖尿病情報センター:糖尿病予備軍といわれたら
kotaroblog:【10人に1人は糖尿病】その3割はうつ病で医療費は、4.5倍にも

 





 





 





 





 





タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。