糖尿病患者1,000万人予備軍1,000万人。6人に1人が糖尿病と予備軍
食習慣が悪化し、次第にカラダが酸性に傾くと「糖尿病」にかかりやすくなる。
と、前回のブログで記事にしました。
驚くべきことに、現在の日本は糖尿病大国になっています。
タイトルの通り、、、
になっています。
成人の6人に1人が糖尿病もしくは予備軍になります。
糖尿病の方の割合は男性18.7%、女性9.3%(平成30年国民健康・栄養調査)。
これは、、、
さらには、、、
この悪循環は、生活習慣の著しい悪化によって引き起こされると思われています。
また、、、
炎天下40℃のしたでも腐ることのないコンビニ食、添加物の多い外食、悪質な油を使った揚げものなどトランス脂肪酸を多く摂る生活
などが、深く影響していると考えられています。
糖尿病予備軍とは
糖尿病予備軍とは、2型糖尿病になる前の段階を指します。
「予備軍」とか「境界型」などとよばれています。
注意しなければならないことは、、、
予備軍であっても「心筋梗塞」や「脳梗塞」にかかりやすい状態にある
のです。
糖尿病は、長い時間をかけて発病にいたる病
糖尿病は、長い時間をかけて発病する病気であり、急に突然病気にかかるという疾病ではありません。何年もかけて血糖値が高くなり糖尿病になります。
ですから、、、
糖尿病予備軍といわれても安心できるものではありません。
たとえば、、、
といわれています。
血糖値が上がると下げるためのホルモンであるインスリンが出ますが、糖尿病になるとインスリンが効かなくなります。
糖尿病予備軍の人は、かなり以前から血糖値を下げるホルモンであるインスリンが出にくくなっていると考えられています
高い血糖値が続くと血管に大きなダメージが残る
動脈硬化は、血管の老化によって引き起こされます。
この状態は、糖尿病予備軍の段階から始まっていて、血糖値が高い状態は血管に大きな負担をかけているのです。
また、このような状態が続くと、、、
糖尿病予備軍は、心臓や脳などの血管の病気にかかりやすい
と、いわれています。
糖尿病は、合併症が生じやすい
糖尿病予備軍から糖尿病に進行すると、、、
さらに、、、
糖尿病予備軍が、2.2倍
糖尿病の人が、3.5倍
と、大きな割合で合併症を発症します。
厚生労働省のe-ヘルスネット:糖尿病とこころでの記事では、、、
糖尿病になると、、、
- 年間15,000人が、死亡
- 年間15,000人が、人工透析をはじめ
- 年間1,000人が、視力障害などの失明している
というデータがあります。
糖尿病になると3割の人がうつ病を発症する
先に紹介した厚生労働省のe-ヘルスネット:糖尿病とこころでは、糖尿病とうつ病の関係について以下のように紹介されています。
糖尿病患者の
13%は不安障害
11%はうつ病と診断され
5.7%は抗うつ薬を服用している
このうつ病を発症する原因として、、、
のではないかと考えられています。
さらに、逆も考えられます。
糖尿病とうつ病を発症すると死亡率が1.6倍に跳ね上がり、医療費も4.5倍に膨れがある
糖尿病とうつ病を発症すると生活環境に深刻な影響がでてきます。
それは、、、
- 生活の質の低下
- 厳しい自己管理
- 食事制限
- 腎症や網膜症などの合併症の心配
- 合併症の悪化
- 終わることのない治療 など
さらに、、、
これらの精神的なストレスが、糖尿病患者や糖尿病予備軍の人々を襲います。
すると、、、
- 治療に期待することが薄れ
- 運動することの意欲がなくなり
- 食事制限へのチャレンジ欲も減り
- 喫煙や飲酒量の増加
などなど、、、
糖尿病を悪化させる悪循環に陥る
こととなります。
また、、、
ともいわれています。
これは、、、
体調不良の原因が糖尿病によるものなのかうつ病によって不調なのかの判断が難しい
ことが原因で気づきにくいと考えられています。
糖尿病予防にも酸性食品を減らしてカラダをアルカリ性に戻しましょう
カラダが酸性に長い間傾いていると、「お酒に酔いやすい」とか「風邪を引きやすい」などといった体の症状が出てきます。
すると、、、
爪が割れやすくなったり、眠気がとれないとか、頭痛・便秘・疲労感や冷え性が強くなる
といったことがおこります。
このようなカラダが酸性になる弊害については以下の記事で紹介しています。
ですから、以下のような食品をバランス良く摂ることが大切です。
酸性 | 3 | 炭酸水、ソーダ水、栄養ドリンク |
酸性 | 4 | ポップコーン、クリームチーズ、バターミルク、プレーン、菓子パン、パスタ、チーズ、豚肉、ビール、ワイン、紅茶、ピクルス、チョコレート、ローストナッツ、酢、スイートンロー(人工甘味料)、イコールスイート(人工甘味料)、ニュートラスイート(人工甘味料) |
酸性 | 5 | ほとんどの精製水、蒸留水、コーヒー、加糖フルーツジュース、ピスタチオ、牛肉、白パン、ピーナッツ、ナッツ、小麦 |
酸性 | 6 | フルーツジュース、ほとんどの穀物、卵、魚、茶、煮豆、加熱したほうれん草、豆乳、ココナッツ、ライ豆、プラム、玄米、大麦、ココア、オート麦、レバー、牡蠣、鮭 |
中性 | 7 | ほとんどの水道水、ほとんどの湧き水、海水、河川水 |
アルカリ性 | 8 | リンゴ、アーモンド、トマト、グレープフルーツ、トウモロコシ、マッシュルーム、カブ、オリーブ、大豆、桃、ピーマン、大根、パイナップル、サクランボ、ワイルドライス、アンズ、イチゴ、バナナ |
アルカリ性 | 9 | アボガド、緑茶、レタス、セロリ、エンドウ豆、さつまいも、ナス、さやいんげん、ビート、ブルーベリー、洋ナシ、ブドウ、キーウィフルーツ、メロン、みかん、イチジク、ナツメヤシ、マンゴー、パパイヤ |
アルカリ性 /td> | 10 | ほうれん草、ブロッコリー、アーティチョーク、芽キャベツ、キャベツ、カリフラワー、ニンジン、キュウリ、レモン、ライム、海藻、アスパラガス、ケール、大根、カラードグリーン、玉ねぎ |
この食事の最適なバランスは、、、
- アルカリ性食材60%
- 酸性食材を40%
糖尿病やうつ病にならないためにもカラダを弱アルカリ性に戻しましょう。
ではでは。
参考にしたサイト
厚生労働省のe-ヘルスネット:糖尿病とこころ
糖尿病情報センター:糖尿病予備軍といわれたら
kotaroblog:【10人に1人は糖尿病】その3割はうつ病で医療費は、4.5倍にも
あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |