熱中症対策にはカルシウム補給が非常に大切
前回の記事にて、熱中症対策にはカルシウム不足を補うことが大切です。
という内容をお知らせしました。
カルシウムは、収縮・弛緩のスイッチ
繰り返しになりますが、カルシウムはとくに夏場に多く失われます。
それは、、、
大量の汗とともにカルシウムや塩分が流れ出ていくから
なのです。
その量は、凄まじく・・・
1時間に1~2リットルの大汗をかき、40~80mgものカルシウムを失っている
のです。
詳しくは・・・
- 汗からは1日に40~100mg
- 尿や便からは150~200mg
ものカルシウムが失われています。

尿や便からは150~200mg
ものカルシウムが失われています。
そこで、熱中症対策には、「賢くカルシウムを補う」必要があるのです。
「カルシウムとビタミンDの相乗効果」を知ろう
カルシウムは、人体に一番多く含まれているミネラル分です。

「骨といえばカルシウム。カルシウムといえば骨」というぐらい骨とカルシウムは密接な関係があります。
そして、、、
骨の病気といえば「
骨粗鬆症は、骨がスカスカになり強度も極端に弱くなって骨折などを起こしやすくなる症状です。
とくに、高齢者の女性に多い骨の病気です。
理由としては、、、
なのです。
さらに、、、

まずは、骨を強くしよう
では、骨を強くするには、どうすれば良いのでしょうか?
それは、、、
適度な運動と、骨に刺激を与えることで骨の強度が増します。
さらに、、、
骨を叩くことで骨が強くなり、ガン予防にもなります。
詳しくは、以下の記事を参照してください。
骨をたたいて骨粗鬆症のリスクを下げよう
骨の重要性をご理解いただけたでしょうか?
では、、、
骨をたたくことによって、自分の骨を強くしましょう
すると、、、
以下のエクササイズは、何時でもどこでも気軽にできます。
目安は、100回ですが10回に分けてやっても構いません。
膝をコツコツたたきましょう。
下のイラストのように、拳を作りコツコツたたきます。

腕をコツコツたたきます。
イラストのように拳で反対の腕をたたきましょう。
注意することは、肘はたたかないこと。
肘には神経が通っているのでたたかないでください。
だから、痛みを感じたり、強くたたくのは避けてください。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、
強い骨や歯をつくるビタミン
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける役割があります。
日差しにあたることでビタミンDが、皮膚で産生されることも有名です。

また、、、
皮膚で作られたビタミンDは、カラダのビタミンDの80~90%を占めるといわれています
そして、、、
さらに、、、
カルシウムは骨の材料となるだけでなく、筋肉や心臓を正常に動かすために重要な成分で、常に血液に乗って体中を巡っています。
大正製薬:ビタミンDより
さらに、健康長寿ネット:ビタミンDの働きと1日の摂取量では、以下のように解説しています。
ビタミンDの生理作用の主なものに、正常な骨格と歯の発育促進が挙げられます。また、小腸でのカルシウムとリンの腸管吸収を促進させ、血中カルシウム濃度を一定に調節することで、神経伝達や筋肉の収縮などを正常に行う働きがあります。
ビタミンDは、どれくらい摂れば良いのか?
外出しない人は、ビタミンDの摂取量が心配ですが、我が国において普段から日中歩いている人であればビタミンD不足の心配はほぼありません。
一応の基準は、、、
日本人の食事摂取基準(2025年版)では1日の摂取の目安量が、18歳以上の男女ともに9.0㎍(マイクログラム)、耐用上限量が100㎍と設定されています。
ビタミンDが多く含まれる食材は?
ビタミンDは、きのこ類、魚介類、卵類、乳類に多く含まれています。

ではでは。
参考にしたサイト
健康長寿ネット:ビタミンDの働きと1日の摂取量
大正製薬:ビタミンD
ゲンサイ:熱中症とカルシウム
![]() | あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |