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エネルギーを上手に作るには、ビタミンB群を効率的に摂ることが大切です。

ビタミンB群

クエン酸回路でエネルギーを作り、爆上げしよう

前回の記事は、ミトコンドリアを活性させるためには、クエン酸回路でエネルギーを作りましょう。

という情報を発信しました。

細胞を活性化させてエネルギーを作り出し、しっかりと体温を上げましょう。

エネルギーを作り出すには、「解糖系」と「ミトコンドリア系」の2つがありますが、

ミトコンドリア系は、解糖系のなんと18杯も効率的

なのです

脳には、ミトコンドリアがとくに多い

私たち人間は、酸素が無いと3分も生きていられません。

酸素はとても重要ですが、、、

ミトコンドリアがとくに多い脳は、多くの酸素を必要としています。
私たちが1回に吸う酸素の約4分の1を脳が消費しています。

1回に吸う酸素の約4分の1を脳が消費している

また、、、

脳に酸素を補給するために巡る血液の量は、1日約2000リットル。
2リットルのペットボトル1,000本にもなります。

さらに、、、

脳は、酸素が無いと非常に弱く・・・5分程度の酸欠で壊死

するのです。

このように私たちの体は、多くのエネルギーが必要です。

エネルギーを作り出すには、多くの酸素が必要です。
その酸素がミトコンドリアで産出しています。

ミトコンドリアが、元気だと高体温体質になり、免疫力が向上し風邪を引かない丈夫な体がつくられます。

好気的代謝に関する最も重要な生化学反応回路。
酸素呼吸を行う生物全般に見らます。

ですから、、、

クエン酸回路を活動的にさせるために必要なものの栄養素として補酵素となるビタミンB群が重要なのです。

 





エネルギーをつくるのに欠かせないビタミンB群とは

生きていくために必要なエネルギー、そのエネルギーを作り出すのに欠かせないのがビタミンB群です。

この、、、

ビタミンB群
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンB12、葉酸などが属しています。

このビタミンB群は、どれか1つあれば良いというものではなく、それぞれが助け合って機能しています。

ですから、、、

ビタミンB群として一緒に摂取することが大切です。

お肉には、ビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は、エネルギーを作る代謝に不可欠なビタミン。

代謝ビタミンともいわれるビタミンB群の働き

私たちが生きるための源であるエネルギーをつくるビタミンB群は、、、

あらゆる種類の酵素の補酵素として活動しています。

これらのビタミンB群は、体で働けるようになるために互いが助け合っています。

たとえば、、、

ナイアシンやビタミンB12は葉酸に必要であり。
ビタミンB2はビタミンB6に必要

といった具合です。

なので、単体で摂るのではなく一緒に摂ることが大切です。

補酵素とは
酵素は、人間のさまざまな機能の役に立つ成分。
一方、補酵素は酵素の働きを助ける栄養素で、酵素作用の発現に必須な低分子有機化合物です。
補酵素は酵素に結合して酵素の働きを補助します。

新谷酵素:補酵素とは?ビタミン・ミネラルを簡単にわかりやすく紹介より

ビタミンB群の働きは

主なビタミンB群の働きは、多岐にわたります。

オーソモレキュラー栄養医学研究所:ビタミンB群より

       働き 不足すると
おきやすい症状
ビタミンB1
  • 糖質をエネルギーに変える
  • アルコールの代謝に関与する
  • 脳の働きに関与する
  • 神経の働きを正常に保つ
肩こり、筋肉痛、疲労、アルコール中毒、脚気、食欲不振、記憶力減退、集中力低下、音に過敏、神経炎、ウェルニッケ脳症
ビタミンB2
  • 脂質をエネルギーに変える
  • 過酸化脂質の分解に関与する
  • 脳と肝臓の働きに関与する
  • 皮膚や粘膜の代謝に関与する
    (成長促進)
肝臓機能低下、脂質の過酸化、疲れ眼や眼の充血、口角炎、口内炎、舌炎、皮膚・粘膜に炎症、成長が鈍る
ナイアシン
(ビタミンB3)
  • エネルギー産生
    脂質や糖質の分解に関与する
  • 皮膚・粘膜の炎症を防ぐ
  • 神経症状を防ぐ
うつ、幻覚症状、イライラ、不安、精神障害、口内炎、皮膚炎、舌炎、胃腸障害、下痢、ペラグラ
パントテン酸
(ビタミンB5)
  • たんぱく質・脂質・糖質の代謝に関与する
  • 神経、副腎皮質の機能を正常に保つ
  • 皮膚や毛根に栄養を与える
うつ、性腺機能低下、足の痛み、めまい、動悸、頭痛、手足のまひ、けいれん、皮膚の異常
ビタミンB6
  • 体タンパクの合成や造血に関与する
  • 脳の働きに関与する
  • 神経伝達物質の生成や
    抗アレルギー作用に関与する
  • 脂質の抗酸化に働く
インスリンの分泌低下、アミノ酸吸収低下、かゆみ、浮腫性湿疹、皮膚炎、貧血、虫歯、下痢、食欲不振
ビタミンB12

葉酸
  • 神経を守り、正常な働きを維持する
  • ヘモグロビン、赤血球の
    合成造血作用に関与する
  • たんぱく質の代謝、
    核酸の合成に関与する
  • 脳の発育を助ける
神経系の障害、記憶減退、集中力低下、食欲不振、便秘、下痢、異常興奮、悪性貧血、胎児・乳幼児の成長不良、学習能力の低下、舌の異常
ビオチン
  • 皮膚の健康を保つ
  • 筋肉痛を緩和する
  • 白髪・薄毛を予防する
脱毛、白髪、うつ、無気力、食欲不振、吐き気、嘔吐、皮膚炎、肌のむくみ、筋肉痛

ストレスや加工食品などで不足するビタミンB群

一般的には、普通の食事を摂れば不足しないといわれているビタミンB群ですが、、、

コンビニ食や加工食品、過度のストレスや抗生物質など、現代人は何かとビタミンB群が不足しがちです。

コンビニ食や加工食品、過度のストレスでビタミンB群が不足しがち
ビタミンB群の栄養素期待できる効果
ビタミンB1疲労回復
ビタミンB2身体の成長をサポート
ビタミンB6リラックス効果
ビタミンB12貧血を防ぐ
ナイアシン(ビタミンB3)二日酔いの予防
パントテン酸(ビタミンB5)ストレスを和らげる
ビオチン(ビタミンB7)髪や肌を健康に保つ
葉酸(ビタミンB9)動脈硬化の予防
ビタミンB群とは?効果や豊富に含まれる食べ物、不足・過剰で起こること

ビタミンB群を多く含む食べ物は?

  • 赤身の魚や、ヒレ肉やささみなどの脂が少ない肉類
  • バナナやパプリカ、さつまいも、玄米など
  • あさり、しじみ、はまぐり、かきなどの貝類
  • レバー(牛、豚、鶏)
  • いわし類、さば、たらこ
  • ごまや玄米、アーモンド、アボカド

ビタミンB群の種類と豊富に含まれる食品は

  • ビタミンB1: 豚肉、穀類など
  • ビタミンB2: レバー、ハツなど
  • ビタミンB6: にんにくや肉類、魚類など
  • ビタミンB12: 貝類や魚卵、レバーなど
  • ナイアシン: 魚類、肉類など
  • パントテン酸: レバーやハツなど
  • 葉酸: のりやレバーなど
  • ビオチン: レバーや落花生など

 





ではでは。

 





参考にしたサイト
婦人画報:ビタミンB群が豊富な食べ物で疲労回復!
ふるさと納税:ビタミンB群が豊富な食べ物まとめ|身近なおすすめ食材を紹介!
オーソモレキュラー栄養医学研究所:ビタミンB群
厚生労働省eヘルスネット:ミトコンドリア
ナチュラルクリニック代々木:エネルギーをつくり出すには酸素とビタミンB群が大切です
鶴見クリニック:鶴見医師に聞く「断食中は水だけで大丈夫?」について
アストリション:クエン酸は疲労回復に効果なし?嘘かどうかスポーツ栄養士が考察してみた
いわい中央クリニック:解糖系とミトコンドリア系

 





 





超ミネラル水:岩の力(岩の水)

 





 





タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。