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結局、遺伝子組み換え作物や化学調味料(うま味調味料)の仕様は個人の判断なのですね。

GMO遺伝子組み換え

最終的にうま味調味料は、キッチンに必要なのか?!は、個人の判断で。

このブログでは、シリーズで遺伝子組み換え作物と農薬の被害を取りあげてきました。

アルゼンチン農家の被害状況

大量の除草剤を掛けても枯れない遺伝子組み換え農場で癌や不妊、死産、流産などが発生した。

あるいは、フィリピン農家でのモンサント問題

GMコーンに踊らされたフィリピン農家の実態、『失敗の10年-GMコーンに騙された農民たち』

インド農家での農薬と遺伝子組み換え綿による問題

遺伝子組み換え問題:綿栽培には世界の殺虫剤使用量の16%が使われ、インド農家では平均で30分に1人の割合で自殺している

など、多少情報が古いかも知れませんが、世界で起こっていた農業被害みてきました。

また、気になる実験結果として、、、

[遺伝子組換え大豆]を食べ続けたラットは、そうでない[遺伝子組換え大豆]を食べていないラットと比べ55.6%の確率で死んだ。

という記事も掲載しました。

改めて知っておきたい「遺伝子組み換え作物」の実態とそのリスクのこと


このような事例を見ていくと・・・

明らかに悪意ある守銭奴的な企業による活動は、批判を浴びて当然のことと思えます。

現状として、、、

世界の遺伝子組換え(GM)農作物の栽培面積は約1億9千万ヘクタール(日本の農地面積の約43倍)で、前年から1%減少となっています。
また、主要な栽培作物は4品目であり、ダイズ(48%)、トウモロコシ(32%)、ワタ(14%)及びセイヨウナタネ(5%)となっています。

さらに、、、

遺伝子組み換え作物の栽培面積は、害虫抵抗性と除草剤耐性を持つ積重ね形質品種が3%増加し、世界の遺伝子組み換え作物面積全体の41%を占めています。

GM作物商業栽培の世界状況より

恐ろしいことに、41%もの作付面積になっているのが現状です。

この勢いは、止めることができないようです。


当初は・・・

  • 世界の飢餓から、人類を救いたい
  • 餓えることのない環境を作りたい

などの崇高な目的があったのでしょうが、、、

商業目的に変化するにつれていつの間にか人命や農業の環境問題などを疎かになってきたのでしょう。

アメリカなど『NO MSG』は、ちょっと度が過ぎているようにも思えます。

が、それほど民衆に強烈な健康被害の辛い思いをさせてしまったことは否めないことだと思われます。

 





化学調味料(うま味調味料)の安全性の有無

化学調味料(うま味調味料)の安全性に関しては、賛否両論です。

科学的には無害という説が多いのが現状です。

製法は、無害であっても原材料は、どうなのか?

ということに関しては、、、

味の素
遺伝子組換え作物の中で、植物油の原料となっているものは「大豆・なたね・とうもろこし・わた(綿実)」です。
当社では、国が認めたこれらの植物油の原料を、海外から輸入しています。遺伝子組換え作物と、従来からの遺伝子組換えではない作物と区別せずに扱われている、遺伝子組換え不分別の作物を使用しています。

味の素:商品に関するご質問:原材料・製造方法より

化学調味料(うま味調味料)の原材料は「遺伝子組換え不分別の作物を使用」とあります。

遺伝子組換え不分別の作物を使用とは、、、

遺伝子組換え不分別
ここにコンテンツを記載遺伝子組み換えでない農産物を使っている場合は、「遺伝子組み換え『でない』」と表示することができます。こちらは「任意」ですので、表示してもしなくても構いません。
「不分別」というのは分かりにくい言葉かもしれません。
大豆やトウモロコシは、日本の輸入相手国では、大半が遺伝子組み換えです。このため、避けようとすると特別な手間をかけて、「分けて」輸入する必要があります。「不分別」というのは、そうはしていないということです。

NHK:遺伝子組み換え食品の表示 4月の改正で何が変わった?より





この時代の流れは、どうしようもないのでしょうか?

消費者庁でも以前から、、、

遺伝子組み換え作物が、5%近く混ざっていたときも「遺伝子組み換えでない」という表示が認められている


としています。

消費者の方では、当然安全な商品なのかどうか判断が難しくなってきました。

なぜなら、、、

何も表示しないという企業も増えたのです。



結局のところ、、、

遺伝子組み換えトウモロコシを使っているものも入っているのが『化学調味料(うま味調味料)』ということになります。


食は、その人の健康を維持するための1番大切なもの。

1人ひとりが自分で考えて、購入、摂取していく時代になりました。


たとえば、、、

激安しょう油の正体
濃厚な甘さのベースになっているのは、アミノ酸液と添加されている甘味料だ。
アミノ酸液は添加物ではないが、グルタミン酸ナトリウムなど化学調味料の原料である。サトウキビ、大豆、小麦グルテンといったタンパク質原料を酸分解し、炭酸ナトリウムなどで中和したもので、世界的に供給過剰で価格も安い。

さらに、、、

そのため、食品のみならず最近は化粧品にもよく使われている。アミノ酸液にはうまみ成分が凝縮しているが、単体ではそれほどおいしくは感じない。ところが、甘味料を加えると不思議なことに甘みが倍増する。

また、、、

醤油風調味料の色合いはカラメル色素によってつくり出されるコーラ色だ。本醸造のしょう油のようにじっくりと発酵させていないので腐敗が早い。そのため、保存料が不可欠だ。

kk-information:【醤油 危険性】健康に良い大豆の発酵食品であるしょう油は、かなり危険な食品もある。しょう油の害について。より

 





ではでは。

 





参考にしたサイト
サルでもわかる:GMは健康に問題 | サルでもわかる遺伝子組み換え
味の素:商品に関するご質問:原材料・製造方法
NHK:遺伝子組み換え食品の表示 4月の改正で何が変わった?
kk-information:【醤油 危険性】健康に良い大豆の発酵食品であるしょう油は、かなり危険な食品もある。しょう油の害について。

 





 





 





タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。