水分が著しく体内からなくなる脱水を高張性脱水と呼びます
夏場になると、たくさんの汗をかいてしまいます。
すると、脱水症状を引き起こします。
この脱水症状には、3タイプあるのをご存じですか?
- 高張性脱水
- 等張性脱水
- 低張性脱水
今回は、この3タイプの中でも単純に水分が体内から失われて脱水症状になる「高張性脱水」を取り上げます。
高張性脱水とは
高張性脱水をググってみると、トップは以下のように出てきました。
高張性脱水
体内の水分だけが不足する状態のことです。
主な症状:発熱や激しい口渇状態、意識の混濁なども起こすことがあります。
発症しやすい人:自分で水分補給が出来ない乳幼児、高齢者に発症しやすい症状です。
脱水症の種類と予防法について – 仙台徳洲会病院
これから暑くなる季節、高温多湿の気候になります。
すると、、、
熱中症を引き起こしやすくなります。
また、、、
高齢者の健康やからだについて詳しいサイトの「健康長寿ネット」では、以下のように説明しています。
脱水の症状
脱水の症状は体重の減少率によって変化します。体重減少率が大きくなるほど脱水の症状は重症となります。
体重減少1~2%は軽度の脱水で、喉の渇きや尿量の減少がみられます。
軽い下痢や嘔吐、微熱がみられることもあります。体重減少が3~9%は中等度の脱水で、全身の倦怠感や頭痛、嘔吐、めまい、痰を出しにくい、血圧低下、臓器の血流低下などがみられます。
体重減少10%以上は高度の脱水で心臓・腎臓・呼吸機能不全がみられ、死に至ることもあります。
脱水 | 健康長寿ネット – 公益財団法人 長寿科学振興財団
高張性脱水になる原因とは
体内から水分が著しく失われる「高張性脱水」を引き起こしやすい季節は、圧倒的に「夏」と「冬」です。
とくに、、、
夏場は、このブログでも紹介した「かくれ脱水」を引き起こし、熱中症へと症状が重くなる人が多いのです。
知らぬ間に危険な状態になっている「かくれ脱水」を予防する方法とは
なぜ、脱す症状を起こすのでしょうか。
それは、、、
- 暑くても水分を摂らないこと
- 感染症や胃腸炎などによってたくさんの水分を失うこと
- 嘔吐や下痢などの症状により水分と塩分(電解質)が1度に失われること
などが考えられます。
たとえば、、、
高齢者を例に取ると、「夜中にオシッコに起きたくない」という思いから、水分を摂ることを避けていたりすると「高張性脱水」を引き起こしたりします。
また、、、
夏場の炎天下での作業やスポーツも大きく作用します。
たとえば、、、
- 高温多湿の工事現場
- 炎天下の農業
- 真夏の日差しが強い中でのスポーツ
なども非常に危険な状態にあります。
このような状態の時に、激しく水分と塩分(電解質)が失われていくのです。
これからの夏本番に向けて、水分を積極的に摂るようにしましょう。
ではでは。
水分補給とミネラル補給を夏場には、とくに心がけましょう。
あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |