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不思議な場所、吉見百穴を見に行く。

旅するあいがとや

埼玉県の比企郡吉見町に不思議な場所があります。

山の斜面一帯にいくつもの横穴が掘ってあります。

吉見百穴と言われています。

ゲゲゲの鬼太郎に出てきた百目のような姿にも見えて、本当に不思議な場所です。

 

奥行きは、2メートルもないような。
狭い空間ですが、何だかヒンヤリとした空気が漂っていてただならぬ空気が支配しています。

実際のところどのような扱われ方をしてきたのかまったく不明らしいのです。

明治になって、外国の研究者が興味を持って調べましたが、

    • 縄文人の居住だったとか、、、
    • コロボックルの住居だったとか、、、
    • 土蜘蛛の住居跡などなど、、、

いろんな説があるようです。

現在は、お墓だったのではないか。

というのが、有力な説になっています。

 

 

 

 

全体が凝灰岩でできているので、加工がしやすいせいか
第二次世界大戦中は、軍需工場として扱われていたようです。
(現在工事のため入れません)

 

 

同じような古墳が、栃木県にもあります。

見ているだけで不思議な気持ちになります。

先住民族のコロボックルの住居という説は、夢があって良いですよね。

 

 

※暖かくなった季節に行くと(だいたい6月頃)ヒカリゴケが見られるそうです。
※この場所でしか観られないと言うことなので貴重です。

 

吉見百穴
〒355-0155 埼玉県比企郡吉見町北吉見327

タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。