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上野の西洋美術館を歩く

旅するあいがとや

秋真っ盛りです。
台風被害が多い季節、荒天の合間の晴れた日に大好きな上野の西洋美術館に行ってきました。

今日から丁度開催されているのが、ハプスブルク展。
楽しみです。

上野西洋美術館の素晴らしいところは、まだ入館料も払っていないのに敷地内の見事な彫刻に出会えることです。

これは、有名なロダンの考える人。

ロダンの見事な作品が、置かれています。
酸性雨が多いので大丈夫かなと余計な心配をしてしまいますが、圧倒する作品に触れることができるのが嬉しいですね。

ブールデルの作品も見事です。

企画展の「ハプスブルク展」に関して、企画展は写真撮影はできないので掲載できませんが、
レンブラント、ベラスケス、ルーベンスなど油彩の全盛期の作品が所狭しと並んでいました。

個人的には、フランス・ハルスの作品が好きです。

著名な作家は、どう削っても残ってしまう個性が際立っており、
その個性に惹かれてしまいます。

西洋美術館は、常設展だけでも充分に楽しめる美術館です。
常設展の入館料は、500円。

作品の写真撮影も許可されているので、思い出に残る1枚を撮るのも良いですね。

私の今日の1枚は、
ロダンの老婆の作品。

筋肉隆々の作品が多い中で、この哀愁を帯びた作品は・・・
思わず足を止めて見入って仕舞います。

美術館で目の保養が終わったら、
お腹も空いたので、お食事に。

上野といえば、上野藪蕎麦で決まり。

美味しいお蕎麦を食べながら、観てきた作品を心で反芻するのも一興です。











タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。