« home »

珈琲は酸性ではと思われがちですが、アルカリ性のカラダを作り、ガン予防にも貢献します。

あいがとや商品

コーヒーは、酸性飲み物ではありません。
アルカリ性の飲み物です。

数週間にわたって、『アルカリ性のカラダ作りをしましょう』というテーマで記事を書いています。

前回は、2人に1人が癌に罹患する時代ですが、アルカリ性のカラダになることでガン予防になります。ということをご紹介しました。

今の日本人の2人に1人がガンになり、3人に1人が癌で死ぬ。だからアルカリ性のカラダで予防しよう。

そこで、もっと身近に「アルカリ性のカラダ」なって健康を維持していただきたくて、今回は[誤解されがちなコーヒー]についてみてみたいと思います。

コーヒーは、酸っぱいから酸性の飲み物では!?

酸味が効いたコーヒーはとても美味しいです。

「ん、だから酸性の飲み物でしょ」
と、言いたくなるのは良く分かります。

実際にコーヒーのpHは5程度ですので酸性の飲み物と科学的には思われます。

が・・・

栄養学では、体内に入った食材が燃焼されて残った成分が酸性なのかアルカリ性なのかで決まります。

すると・・・

コーヒーは、弱アルカリ性の飲み物に分類されます。

コーヒーの成分がカラダで燃焼されて残ったものがアルカリ性なので、コーヒーはアルカリ性の飲み物です。

これは、、、

梅干しはとても酸っぱいですが、アルカリ性の食物というのと同じ現象です。

なので、、、

コーヒー自体は酸性だけど、飲んだ後にはアルカリ性なる

ということです。

コーヒーにミルクやお砂糖を入れたら効果が薄くなる

コーヒーがアルカリ性の飲み物なら、せっせと飲みたいものですが・・・

だからといって、、、

酸性が強いお砂糖やミルクを入れると逆効果になりかねません。

それは、、、

砂糖やミルクを入れたら、ブドウ糖や乳製品を摂取することになるために、アルカリ化の効果がだいなしになる

からです。

砂糖やミルクを入れたら、コーヒーのアルカリ化の効果がだいなしになる



コーヒーは、ポリフェノールが
多いので心疾患のリスクが低い

コーヒーと言えば直ぐ思いつくのが「カフェイン」ですが、、、

じつは・・・

コーヒーには、カフェイン以上に含まれているのがポリフェノール

なのです。

健康長寿ネット:コーヒーの健康効果とはより

コーヒーに多く含まれるポリフェノールの驚くべき効果とは

上のグラフを満てば一目瞭然ですが、赤ワインの次にコーヒーには多くのポリフェノールが含まれています。

赤ワインが人気理由が、以下のフランス人のエピソードです。

フランス人は、脂っこい料理が大好きでお肉もたくさん食べますが、心疾患になる人が意外に少ないのです。

その理由は、、、

フランス人に心疾患が少ない理由
フランス人に心疾患が少ないのは、赤ワインに含まれているポリフェノールが多く含まれているから。

なのです。

そして、、、

コーヒーも赤ワインに負けないぐらいにポリフェノールが潤沢に含まれています。

フランス人に心疾患が少ないのは、赤ワインに含まれているポリフェノールが多く含まれているから。
表2:食品100gあたりのポリフェノール含有量(mg)
食品食品100gあたりのポリフェノール含有量(mg)
赤ワイン230
コーヒー200
緑茶115
紅茶96
トマト・野菜ジュース69
ココア62
ごぼう49
ほうれん草42
ウーロン茶39
豆乳36
ブロッコリー35
フルーツジュース34
大豆15
ブドウ12
麦茶9

健康長寿ネット:コーヒーの健康効果とはより



コーヒーは、ガン予防になる

コーヒーには「ガン予防」にもなる素晴らしい効果があります。

以下は、国立がん研究センターからの情報です。

コーヒーの効能とは?

コーヒーにはさまざまな効果があるようです。

1日2杯から3杯が適量です。

コーヒーの効能は? その1

コーヒーに含まれるカフェインは、神経や筋肉を刺激する作用があるので、肉体の疲労を回復させる効果があります。

カフェインは、肉体の疲労を回復させる

コーヒーの効能は? その2

コーヒーに含まれるニコチン酸(たばこのニコチンとは別物)は、毎日適量をとることで、コレステ
ロール値を下げる効果があります。
この効果によって、心筋梗塞などの心臓病を防ぐ働きがあるとも言われています。

コーヒーに含まれるニコチン酸(たばこのニコチンとは別物)は、コレステ
ロール値を下げる

コーヒーの効能は? その3

コーヒーを飲み続けると、善玉コレステロールの高密度リポタンパクが次第に増加します。

善玉コレステロールの高密度リポタンパクが次第に増加する

コーヒーの効能は? その4

ぜんそくの発作は、自律神経の一種である副交感神経が緊張しているときに起こりやすいといわれています。

が、、、

コーヒーには中に含まれるカフェインにより、もうひとつの自律神経である交換神経を興奮させる作用があることが知られています。

これによって、、、

副交感神経の働きを抑え、ぜんそくの発作を起こりにくくします。

コーヒーには中に含まれるカフェインが、副交感神経の働きを抑え、ぜんそくの発作を起こりにくくする

コーヒーの効能は? その5

脂肪を分解してくれる

コーヒーを飲むと、血液中の脂肪酸が分解されますが、この脂肪酸の元が皮下脂肪などです。

ただし、この、、、

分解する働きは、砂糖やクリームを混ぜるといくぶん低下するようです。

脂肪を分解してくれる

コーヒーの効能は? その6

カフェインが脳の迷走神経を刺激して、胃酸の分泌を盛んにして、消化を助けます。

ただし、、、

空腹時にブラックコーヒーで飲むと胃酸によって胃が荒れてしまいます。


牛乳をたっぷり入れたカフェオレにするといいようです。

カフェインが脳の迷走神経を刺激して、消化を助ける

コーヒーの効能は? その7

精神のリラックス効果

医科大学・精神神経科の研究者らの実験で、 コーヒーの香りをかぐと脳から出るα波が増加し気持ちを落ち着かせる効果があることがわかっています。

ただし、、、

最も精神安定効果があるのは、一日 2~3杯が適量

のようです。

コーヒーを飲むとがんになるの?
コーヒーはがんの予防になるの?

1997年に世界がん研究基金が発表によると・・・

「大多数の研究結果は、コーヒーおよびお茶の通常範囲の摂取では、いかなる部位でもがんとの優位な関連はないことを示唆している」

となっています。

また、、、

国立がんセンターの調査・研究によると・・・

肝臓がんと子宮体がんの予防に効果が期待できる

ようです。

肝臓がんを抑える効果は「ほぼ確実」
子宮体がんを抑える効果は「可能性あり」


と判定されています。

なぜコーヒーががんの予防になるの?

脂肪は酸素と結びついて酸化します。

これによって、、、

できた物質が、DNAを刺激して、細胞の突然変異が起こり、老化やがんの原因になる

と言われています。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸という物質は体の中の炎症を抑え、酸化するのを抑える働きがあるそうです。

最後にコーヒーの注意点を

カフェインの作用に注意が必要です。

それは、、、

  • 利尿作用 →何度もトイレに行きたくなる
  • 覚醒作用 →不眠症になる
  • 胃酸分泌 →胃もたれ・吐き気・肌荒れ
  • 血圧上昇 →頭痛・疲労








がんになりたくなければ、ボケたくなければ、毎日コーヒーを飲みなさい。

 





ではでは。

 





参考にしたサイト
国立がん研究センター:がんとコーヒー
健康長寿ネット:コーヒーの健康効果とは
コーヒー豆研究所:コーヒーは酸性?アルカリ性?安全にコーヒーを飲む方法も紹介

 





 





 





 





タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。