加工食品をよく食べている人は、老化が進む
今回は、以下のブログの少し踏み込んだ記事になります。
よくこんな人はいませんか?
同じ年頃なのに「とても若く見える人」と「ずいぶん老けている人」って、いますよね。
同じ年頃とは思えない老けた人の食生活に原因があります。
ファーストフードやスナック菓子を食べると
さらに老化が進む
ファーストフード(ハンバーガー、フライドチキン、牛丼)で使われている食肉には、成長ホルモンや抗生物質、合成保存料などの食品添加物が大量に使われています
- 成長ホルモン:動物を早く成長させるため
- 抗生物質:動物の病気を防ぐ、細菌を殺す
- 合成保存料:食肉が腐らないようにする
こうした化学物質は、、、
化学物質は、体内に入るとお肌の細胞にダメージを与え、肌荒れ、シミ、シワ、肌のきめ細やかさを阻害します。
これは、、、
肌のターンオーバーを遅らせて、老化肌の原因になります。
ライドポテトを揚げる油は、空気に触れると酸素と結びつき、過酸化脂質というサビのようなものに変化
します。
牛肉は、胃で消化するだけでも12時間ほど、排泄されるまで3日くらいかかる
ファーストフードには、必ず食肉(牛肉・豚肉・鶏肉)が含まれています。
ですが、、、
とくに、牛肉は、胃や腸で消化しずらく吸収もされにくいのです。
さらに、、、
牛肉は、胃で消化するだけでも12時間もかかって胃に負担をかけ、排泄されるまで3日くらいかかるのです。
こんなに食べたものが体内に長く居続けると・・・
腸内で腐敗が進み大腸菌や黄色ブドウ球菌、そして腐敗菌などの毒素が発生します。
このような状態になると・・・
これらのことが、老化を早める原因になっているのです。
2009年サンパウロ大学で提唱されたNOVA分類とは
超加工食品を取りあげ上で、2009年サンパウロ大学の研究者たちによって提唱されたNOVA分類というものがあります。
4つの分類とは、、
- グループ1|未加工あるいは最低限加工した食品
- グループ2|加工した料理素材
- グループ3|加工食品
- グループ4|超加工食品
グループ1 未加工あるいは最低限加工した食品 | 植物の種子、果実、葉、茎、根、動物の肉、卵、水など。これらに乾燥、ボイル、冷蔵、冷凍、真空パックなどの加工をしたもの。 例)野菜、果物、穀物、肉や魚の切り身。 |
グループ2 加工した料理素材 | 圧縮、精製、製粉などの加工で作られたもの。自宅やレストランのキッチンで、グループ1を用いて調理する際に使う食材。 例)精製塩、植物油、バター。 |
グループ3 加工食品 | グループ1にグループ2を加えて作る比較的単純な食品。 例)缶や瓶詰めの野菜、果物、豆類、味付けナッツ、チーズ、燻製肉。 |
グループ4 超加工食品 | 5種類以上の素材を含み、工業的に加工されたもの。加工食品に用いられる素材に加えて、超加工食品にしか使われない素材を含む。グループ1を含む割合は少ない。 例)ファストフード、インスタント食品、1食分の冷凍食品、清涼飲料水、スナック菓子、菓子パン。 |
ここで提唱されている「超加工食品」は、、、
であり、、、
グループ1を含む割合は少ないものたち
ファストフード、インスタント食品、1食分の冷凍食品、清涼飲料水、スナック菓子、菓子パンなど
パリ第13大学の驚くべきコホート研究調査結果とは
パリ第13大学:超加工食品の消費とがんリスクというビックリする研究データがあります。
それは、、、
超加工食品の摂取とがんのリスクについて7年間にわたって行われた調査データ
です。
- フランスの健常な18歳以上の参加者104,980人
- 平均年齢:42.8歳
- 参加者の通常の3,300種類の食品の摂取量を登録するように設計
- 24時間の食事記録を繰り返し使用して収集
その結果・・・
超加工食品が10%増加するだけで、癌が12%、乳ガン11%もリスクが上昇したのです。
これは、、、
前立腺がんと結腸直腸がんとの関連はなかった。
この調査では、超加工食品が原因だとは決めつけていません。
週刊誌などでいわれている「超加工食品」が悪であるというものではありません。
ですが、、、
超加工食品は、塩分が多いものや脂肪、糖質が高い物が多く、これらの食品は、肥満・高血圧・コレステロール値が高くリスクが大きい
と、いわざるをえません。
また、、、
超加工食品は、発ガンが心配されるトランス脂肪酸や飽和脂肪酸が多く含まれています。
ではでは。
参考にしたサイト
ヤフー:知らずに食べ続けると老化が進む?薬剤師が教える「できれば食べないほうがいい〈老化食〉」5選
厚生労働省:食品添加物にはどのようなルールがあるのですか?
tarzan:カラダにやさしい加工食品を見極める「NOVA分類」って?
FOOCOM:超加工食品ってなに?食べてはいけないの?
パリ第13大学:超加工食品の消費とがんリスク
あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |