正月気分もすっかり無くなり、
サラリーマンたちはせわしく通勤電車に乗って働きに出ています。
でも、まだダラダラ状態から脱せないアナタ。
ちょっと怖い病気が待っているかもですよ。
今回は、、、
ダラダラ生活からくる怖い病気の話をしてます
まず、
【自律神経】のことをお話しします。
私たちの身体の手とか足とかは自分の意志でコントロールできます。
が、胃とか腸、血液の流れなどの働きは、コントロールできません。自律神経は、この身体の中でコントロールできないところをコントロールしてくれる素晴らしい機能のことをさします。
この自律神経には、大きく二つの働きがありまして、、、
- 交感神経
- 副交感神経
交感神経が、働き出すと、、、
- 血管が収縮して血圧が上昇し、気道が拡張して心拍は速くなり
- その一方で、胃や腸などの消化器系の働きは抑制される
副交感神経が、働き出すと、、、
- 副交感神経が支配すると、逆の状態に
- 血管が拡張して血圧は下降し、気道は収縮して心拍が緩やかに
- 消化器系の働きが活発に
人のカラダは、この二つの【交感神経】【副交感神経】が、24時間休まずに機能することでバランスをとっているんです。
免疫の過剰反応によって発症する病気に
ダラダラしただらしない生活は、より多く【副交感神経】が支配するカラダになります。
リラックスしてくれるから、【副交感神経】はよいように思えます。
が、、、
ダラダラしすぎてリラックス状態が、必要以上になってくると話は変わります。副交感神経が、過度の緊張状態になると、
- 運動や身体を動かさないので、血流障害と低体温に加えリンパ球が増加します
- このリンパ球が必要以上に増えてくると、免疫の過剰反応によって発症する病気になります
具体的な病名でいうと、、、
喘息、アトピー、花粉症などのアレルギー疾患です
アレルギーは、ハウスダストや動物の毛、花粉、植物中のタンパク質など特定のアレルゲンをリンパ球が抗原と誤認することで起きる免疫過剰による病気です。
ですから、、、
ダラダラした生活から脱して、外に出てリフレッシュしてください。
お日様の陽を浴びて、軽く汗をかくぐらいのウォーキングをすれば、血流もよくなり、意識もシッカリします。
さらに、、、
血流がよくなるので、内臓の動きがよくなり肌つやがよくなってきます。
いわゆる[内臓美人]になってきます。
幼い子どものアレルギーは、お母さんが原因かも
しかし、このダラダラだらしない生活を続けると、生まれてくる子どもたちがアレルギー体質になって生まれてきます。
副交感神経を過剰に緊張させる最大の原因は、運動不足とだらしない不規則な生活でした。
アレルギーを持っている子どものお母さんの血液を調べると、たいていの場合リンパ球が多いといいます。
リンパ球は、副交感神経が過剰に緊張すると分泌されるから、お母さんの生活習慣がダラダラした生活を送っているということが分かります。
赤ちゃんは、もともと免疫力がなく、母乳を通して母親から免疫をもらうので、そのとき母親がアレルギー体質だと、子どももその体質を受け継いでしまうというわけです。
これから、妊活をなさる方には、ようく注意して欲しい問題です。
アレルギーは、一度なってしまうと、自律神経を整えてもかんたんにはよくならない厄介な病気。
ですから、アレルギーになった場合にライフスタイルや環境を見直すことはもちろん大切ですが、できるだけならないように、ふだんから規則正しい生活を適度な運動を心がけることが重要です。
あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |