ぼぉーっとする時間があるから仕事も家事もはかどります。
マイクロフローとは。
あなたは、今までにこんなことありませんでしたか?
- 仕事中に「ぼぉー」っとしていて怒られた。
- 家事に集中したいんだけど・・・漫画読んじゃった
- お仕事中にうっかり「ぽかん〜」としてしまった
などなど、、、

じつは、、、
ぼぉーとしたり本を読んだり、好きな音楽を聴いたりすることは、仕事の効率をアップさせたり、家事などの仕事を上手く捗るのにとても大切なこと
なのです。
ボォーとする時間はとても大切。チクセントミハイ博士の研究
「マイクロフロー」という言葉は聞き慣れないワードですが、この「マイクロフロー」という言葉を作ったのが、ポジティブ心理学の父の一人であり、「フロー理論」の提唱者として知られるハンガリー系アメリカ人のミハイ・チクセントミハイ博士です。

「フロー状態(State of Flow)」という概念のこと。
ダイレクトコミュニケーションフロー心理学、フロー状態の意味
では、フローの状態とはどんな状態なのでしょうか?
上記で引用した「フロー心理学、フロー状態の意味」さんのページから引用すると、、、
遊び、仕事、勉強に関わらず、「1日があっという間に終わってしまった!」という体験は誰でもしたことがあるでしょう。
この「あっという間に終わる」という感覚はフロー状態に入っている証拠です。
つまり、、、

フロー状態にあります。
フロー状態は、2種類あります。
マイクロフロー(Micro Flow) | 短時間に起こるフロー状態です。例えば、鼻歌を歌っている時、楽しくメールを打っている時、半額セールに遭遇した時など、比較的浅く、短い時間に起こる。 |
ディープフロー(Deep Flow) | 長時間没頭する状態です。例えば、勉強や仕事、映画など、深く、長い時間続くフローです。 |
フロー状態のことをウィキペディアでは、、、
ウィキペディア:フロー (心理学)

何だか話が難しくなってしまいました。
(滝汗)
ようするに、、、
仕事を上手く捗るのにはボォーとするなどの休憩が必要だということ。
なのです。
マイクロフローを生活から奪うとどうなるか
チクセセントミハイ博士は、ある実験を行いました。
それは、、、
集まった被験者達に「仕事以外はやってはいけない」という条件を出しました。ちょっとお話ししたり、ボォーとすることを禁じたのです。
すると、、、
被験者たちは心のバランスを崩し、リラックスできなくなった。注意力が散漫になり、仕事の能率もガタ落ちになった。
というのです。

マイクロフローを取り入れて作業効率をアップさせましょう
仕事や家事がうまく捗らない時は、休憩が必要です。
あまり真面目に考えすぎて、どんどん不効率になると行けません。
適度な休憩が必要です。

気分転換にちょっと違うことに少しだけ集中すると、また長い時間仕事に集中できるんですね。
あなたにとってのマイクロフローって何
マイクロフローとは、ちょっとしたリラックスできるフロー状態のこと。
この短いフローの状態があなたのフラストレーションを取り除いてくれます。
たとえば、、、
- 好きな漫画を読む
- 好きな音楽をかける
- 大好きなペットと過ごす
- お気に入りのコーヒーを飲む
- 好きな映画を観る
- 美味しい物を食べる
- お風呂に入る などなど、、、
あなたの1日の中で「マイクロフロー」を取り入れて豊かな生活を送ってください。
ではでは。
参考にしたサイト
ビィズジン:チクセントミハイ博士に訊く「フローと創造性と組織」
ダイレクトコミュニケーションフロー心理学、フロー状態の意味
サラ☆の物語な毎日とハル文庫:ボーっとするって大事なことなんですね。
筆子ジャーナル:人を幸せにするのはお金ではなくフロー状態。ミハイ・チクセントミハイ
![]() | あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |