あなたのBMI値は、
BMIを測ってみよう
BMI値18.5未満 ⇒ 低体重(やせ)
BMI値18.5以上25 ⇒ 未満普通体重
BMI値25以上30 ⇒ 未満肥満(1度)
BMI値30以上35 ⇒ 未満肥満(2度)
BMI値35以上40 ⇒ 未満肥満(3度)
BMI値40以上 ⇒ 肥満(4度)
肥満度の判定基準(日本肥満学会2000)
BMI値 23〜25が、もっとも死亡率が低い
353,422人の成人(男性162,92人、女性191,330人)を対象にしたコホート研究では、BMI 23〜25が、もっとも死亡率が低い
日本の7つのコホート、35万人以上のデータを併せたプール解析による定量評価を行い、BMIの水準が死亡リスクに与える影響を死因別・男女別に推定し、その研究成果を専門誌において発表しました (Journal of Epidemiology 2011年21巻417-430ページ)。
痩せすぎているBMI14〜19の死亡率は、1.78倍も高く
- BMI 19〜21の場合1.27倍
- BMI 30〜40の場合1.36倍
極端な痩せすぎが危ない理由
BMIが極端に低いと、命の危険性が高い。
痩せていると、どんな影響が体と心にでてくるのか
シンデレラ体重なるワードがマスコミでもてはやされました。
この言葉が、若者たちへ悪影響をおよぼしています。
過激な痩せ志向は、身体に悪影響を与え、心と健康をおかします。
それは、、、
- メンタル面では、拒食症や嘔吐過食症などの栄養失調
- 出産時には、低出性体重児のリスクが高い
- 女性のホルモンバランスが乱れる
- 疲れやすく、疲労回復が遅くなる
- 栄養が行き渡らない、免疫力が著しく低下する
- 骨粗しょう症のリスクが極めて高い
ホルモンバランスにも乱れが
極端なダイエットで、女性ホルモンのバランスを崩し、生理の周期に影響しますし、生理不順をおこします。
- 悪化すると不妊になることも
- エストロゲン減少による動脈硬化が進行も
過激なダイエットは、疲れがひどい。
痩せは、筋肉が少ない状態。
綺麗な姿勢は、筋肉があることで保つことができます。
しかし、筋肉がないと弱々しくみえます。
断食して体重が落ちるのは、筋肉が落ちること。
脂肪分が落ちていることではありません
筋肉がないことで、疲れやすく、疲労回復がとても遅くなります
免疫力が低下
筋肉が少ないと、からだに行き渡る血液が乏しいことです。
これは、、、
【冷え性や肩こり】などが起こりやすくなります。
血液の循環が不良で起こることは、肌のくすみと乾燥肌
栄養が、身体中を巡らないことで、、、
- 著しい免疫力の低下
- 感染症のリスク(ウイルスや細菌になどによる)
これは、多くの疾病を作り出します。
骨がスカスカ、骨粗しょう症になる
骨粗しょう症を患っている人の8割は、女性。
多くの骨粗しょう症は、閉経後に発症します。
骨密度は、簡単に増やせません。
ですから、若い頃からの運動や食事に気を配ることで、
健全な体を作られるのです。
これは、、、
10代の頃からしっかりと骨を作ることが大切です。
なぜなら、、、
10代の年代が骨の密度が多くする大切な時期だから。
骨密度が少ないと、カンタンに骨折をするようになります。
さらに、歩行などができなくなる可能性もあります
精神面では、栄養失調(拒食症や嘔吐過食症などの)が
過剰なダイエットに走ると、、、
拒食症や嘔吐過食症、拒食症からの過食症を引き起こします。
また、食欲をコントロールできなくなるのです。
痩せたり太ったりをくり返す「ヨーヨーダイエット」の死亡のリスクは、3.5倍
体重を5kg以上減らした後で元に戻した女性は、体重が安定している女性に比べ、心臓突然死のリスクが3.5倍に高まる
激やせ女性は、低出性体重児のリスクが高い
結婚してめでたく妊娠しても痩せすぎの人は、低出生体重児リスクが高い。
- 妊娠は、栄養をたくさん必要するので、栄養の無さは、胎児の成長に影響がでます
- 低出生体重児の危険性(早産でもないのに)
この危険性は、、、
低出生体重児の危険性は、成人なってから生活習慣病になる危険性が6倍に
健康的な体重になること。
それが、今からも将来も、健やかな人生を送れること。
ヨーヨーダイエットを防ぐ
ダイエット目標は、せめて1カ月に0.5キロ~1キロを目標にしよう。
ヨーヨーダイエットでは、短い間に体重の激減を求める人が多いのです。
これは、、、
- 1日に1食ダイエット
- 毎日1時間走る
などの試行錯誤を行うことでウエイトが減ります。
それがバネとなり、極端な生活に陥ることがあるのです。
- だいたいこういう時は、長続きせずにリバウンドしやすいのです
なので、急激なダイエットは行わず、しっかりと気持ちを据えて、ダイエットに挑むことが寛容です。
BMI値は、、、
BMI計算式 BMI=体重(kg)÷身長(m)×身長(m)
- BMI値23〜24.9の値の人が男女とも長寿
これは、日本人だと、ちょっとふっくらしている感じの人
肥満の人よりも、痩せている人のほうが死亡率は高いのです。それは、高齢者になればさらに強くなります。
ダイエット目標は、1カ月0.5キロぐらいがちょうどいい
と、いうことになります。
ヨーヨーダイエットのような急激な体重の増減は、さらに太りやすい身体になるし、健康被害や脂肪のリスクが高くなるのでやめましょう
ではでは。
あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |