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メラトニンの分泌が停止した60歳代は、がん発症年齢といわれている。

メラトニン

メラトニンの分泌は更年期から激減し60歳代で分泌を停止する。

前回のブログでは、、、

メラトニンは、進行性の前立腺がんの発症を75%抑えてくれる

という衝撃的な情報の2014年にアメリカ癌研究協会(AACR)の記事を紹介しました。

松果体から分泌されるメラトニンは、進行性の前立腺がんの発症を75%抑えてくれる

ScienceDaily:メラトニンは前立腺がんのリスクを低下させる可能性があるより



さらに、、、

メラトニンは、1分子でフリーラジカルを10個も中和することができる高い抗酸化作用がある

ことも紹介しました。

この、、、

メラトニンの抗酸化作用は、アルツハイマー病などの認知機能の低下も押さえることができるのです。






この免疫学的に『癌に対する効果』が認められたメラトニンについてご紹介します。

加齢とともに減少していくメラトニン

メラトニンは、加齢とともに減少します。

諸説ありますが、、、

およそ癌年齢といわれる60歳あたりからほぼほぼ微量しか分泌しません。

思春期以降は減少に転じ、70歳を超えるとピーク時の10分の1以下になる
サントリー:快眠できない原因は、加齢にあった!?より

高齢者が早朝に目覚めるのは医学的に正しい

年寄りは、暗い内に目が醒めると良くいわれます。

これもメラトニンとの関係が強く関わっています。

それは、、、

松果体から分泌されるホルモンであるメラトニンの分泌がほぼなくなったから

です。

老人が、早朝に目覚めるのは医学的に正しい

60歳以上では約3人に一人が睡眠問題で悩んでいる

さらに、高齢者と睡眠障害についてもメラトニンは強く関わっています。

不眠症は、今や国民病ともいわれています。
40~59歳では、5人に1人が不眠の症状で悩んでおり、睡眠と取っても静養できないと訴える人が多いのです。

この睡眠障害は、高齢者に多いのが特長です。

60歳以上では約3人に一人が睡眠問題で悩んでいて、20人に1人が通院して【睡眠薬】を服用している

といわています。

さらに、、、

メラトニンの欠如による不眠症は、男性よりも女性に多いのです。

1月以上も眠れない不眠症になると以下のような様々な体調不良が起こります。

  • 倦怠感・意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭重・めまい・食欲不振など

メラトニンは、夜中だけ血中濃度が上昇する

メラトニンは、目に入る光の量が減るとメラトニンの分泌がはじまり、光の量が増えるとメラトニンの分泌をやめる

といわれています。

なので、夕暮れになりくらなくなってくるとメラトニンは出はじめて、朝明るくなると分泌しなくなります。

そして、夜中の暗い時間帯はずっとメラトニンは分泌されています。


上のグラフは、年代によってメラトニンの分泌が変化しているものです。

メラトニンは、「夜の時刻情報伝達物質」といわれていますが、暗くなるにつれて分泌が始まり「メラトニンが、血中に放出されると脈拍、体温、血圧が下がり」睡眠に誘います。

その、、、

メラトニンの分泌のピークは、深夜の夜中の3時から4時ごろになります。



ストレスによってメラトニンの分泌が減少する

中高年の睡眠障害で、ストレスによるメラトニンの分泌が減少することも判明しています。

それは、、、

ストレスによるセロトニンの分泌量の低下し、メラトニンの分泌量が減ってしまうのです。

これは、

仕事上のトラブルや家庭内のできごとなどで多くのストレスを抱えると脳内のセロトニンを含むモノアミンの代謝障害が起きてしまう

からです。

理由としては、、、

メラトニンは、セロトニンを原料として松果体で合成されるので、セロトニンの分泌量が減るとメラトニンの分泌量も減る

という仕組みです。

ストレスによるセロトニンの分泌量の低下し、メラトニンの分泌量が減ってしまう

アルツハイマー型認知症を抑えるメラトニンの分泌とは

認知症とメラトニンの分泌は、深い関係があります。

アルツハイマー型認知症とは
アルツハイマー型認知症は、何らかの原因で脳にアミロイドβという特殊なたんぱく質がたまり、それが神経細胞を破壊して、脳が萎縮することで発症します。発症後は時間の経過と共に脳の萎縮が進み、それに伴い症状も徐々に進行します。

スマ保険:アルツハイマー型認知症とは?より

『アルツハイマー型認知症』は、認知症患者全体の60%以上を占めています。

『アルツハイマー型認知症』は、
認知症患者全体の60%以上を占めています。

『アルツハイマー型認知症』は、脳の[老廃物でゴミ]といわれている物質「アミロイドβ」の増加が深く関係しています。

この、、、

アミロイドβは、睡眠中に排出されます。
加齢やストレスによって睡眠の質が下がるとアミロイドβが、増加・蓄積し、「アルツハイマー型認知症」の発症リスクが高まる

のです。

しかし、、、

メラトニンの分泌を促すことで、睡眠の質や量をコントロールできます。
すると、認知症の危険因子であるアミロイドβの排出や蓄積を軽減できると考えられます。

ですから、メラトニン分泌を高める必要があります。

メラトニン分泌を高めるための行動とは

メラトニンの分泌を高めるために必要な日常での活動は以下のことに注意しましょう。

  1. 昼間にたくさんの太陽光を浴びる
  2. 中程度の運動をこころがける
  3. 寝る前の2時間は強い光を浴びない。
  4. 携帯やテレビ・パソコンなどのブルーライトは観ない
メラトニン分泌を高めるために昼間にたくさんの太陽光を浴びる

 





ではでは。

 





参考にしたサイト
名神館クリニック:もしも緩和と言われたら・・がん相談
サントリー:快眠できない原因は、加齢にあった!?
オーソモレキュラー:睡眠とがん対策の心強い味方「メラトニン」
シルバー産業新聞:「不眠」の解消とシニアビジネスの可能性
スマ保険:アルツハイマー型認知症とは?

 





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タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。