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どんどん歩けば病気の9割は治り、健康寿命が延びるし、セロトニンが増加して幸福になります。

イリシン

2025年は「良く歩く」一年にしましょう

今年2025年の最初の記事には、『歩く一年』が良いと思い記事にします。

今までも歩くことの重要性は繰り返しお伝えしてきました。

ウォーキング秘訣。早期死亡を防ぐなら1日20分。長生きしたいなら、1日60分歩く。

ウォーキングの秘訣。早期死亡を防ぐなら1日20分。長生きしたいなら、1日60分歩く。ハーバード大学研究論文から




いつまでも健康でいられるには『歩くこと』が大切です。

なので「ウォーキング」を取り上げます。


その理由は、、、

病気の9割は歩くだけで治る!

からです。

これは、この本からいただきました。

病気の9割は歩くだけで治る!
歩行が人生を変える29の理由~
簡単、無料で医者いらず

歩くだけで、病気も治る

長尾 和宏医師は、著書「病気の9割は歩くだけで治る!」の中で歩くことで以下のようなメリットを上げています。

  1. 現代病の大半は、歩かないことが原因だった
  2. 糖尿病、高血圧などの生活習慣病は歩くほど、薬が減る
  3. 最大の認知症予防法は計算しながら1時間歩くこと
  4. うつ病も歩くだけで薬無しでも改善する
  5. 国民病の不眠症は、歩くだけで解決する
  6. 逆流性食道炎も便秘も一挙に改善
  7. 繊維筋痛症も喘息もリウマチも治る
  8. がんの最大の予防法はこんなにも単純だった



こんなにも「歩く」ことで効果が得られるのは嬉しいこと。

おすすめなのは「幸福感が増す」ことです。

歩くとセロトニンが増加して幸福になる

歩くとセロトニンが増加して幸福になる

なぜ??

「歩くとセロトニンが増加して幸福になる」のでしょうか?

それは、、、

ウォーキングは、軽度の運動です。
歩くことでリズミカルな運動を続けると、脳内でセロトニンというホルモンが増加します。

すると、、、

増加したセロトニンは、脳の前頭前野に作用して、ストレスなどを軽減し、また調整してくれるのです。

たとえば、、、

鬱病の人は、ストレスや不安に対してとても弱いです。
それは、脳内のセロトニンが低下しているからだといわれています。

脳内のセロトニンが低下すると、うつ状態に・・・




歩けば、脳が活性し、認知予防に繋がる

歩くと、軽い振動が全身に伝わります。

すると、、、

血行が良くなり、脳内の血液の循環が促されて、脳の働きがより向上します。

さらに、、、

歩くことで、筋肉からイリシンというホルモンが分泌されて脳へゆき、BDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が分泌されて、脳の神経細胞が増えたり、シナプスの接点が増えて、記憶力や学習能力が高まることがわかっています。

イリシン
運動をすると、骨格筋からのイリシン分泌が促されて、その血中濃度が上昇する。イリシンには脂肪組織中の糖と脂質の代謝を調節し、また、白質脂肪組織の褐色脂肪化を促すことでエネルギー消費量を増大させる働きがあると考えられている。
運動をすると、骨格筋からのイリシン分泌が促されて、その血中濃度が上昇し記憶力や学習能力が高まる



より効果的な朝のウォーキングを取り入れよう

前出の長尾先生は、歩くことの重要性の中で、、、

『薬よりも散歩』が大切だと。

歩くことでよりメリットが多い時間帯は、ダントツに『朝のウォーキング』です。

あなたを劇的に変えるわずか5分の『朝さんぽ』

たとえば、退職して時間に余裕がありすぎるとき、、、

仕事していたときは、朝ちゃんと起きて、化粧して通勤電車に揺られて通勤していたはずなのに、すっかり朝起きられなくなった

なんて事がよくあります。

その原因は、、、

太陽の光を浴びていないからです。

というのは、、、

脳の視床下部のいちばん深い脳底にある視交叉上核が「親時計」をリセットして、身体のリズムを整えてくれる

からです。

自分でも本当は、心の中で起きようという意識があっても、どうしても起きられないことはあります。無理して起きたとしてもそれがストレスになってしまいます。

ですから、、、

無理せずにできる範囲で良いから、起きたらまず、外を歩いてみることをおすすめします。これを繰り返していくうちに、身体に1日のリズムが少しずつ芽生えます。

これを、、、

  • サーカディアンリズムといって、日本語では『概日リズム』といっています。
概日リズム



なぜ、起きられなくなったのか?!!

その理由は、、、

1日は、24時間ですが、人の1日は24時間よりも少し長いのです。
以前は、人の1日は25時間ともいわれていましたが、現在では24時間より少し長いといわれています。

サーカディアンリズム

周期約24.5時間
特徴体内時計が作り出すリズムで、精神的・身体的状態が規則的に変化する
影響を受ける機能体温、血圧、睡眠、ホルモン分泌など

サーカディアンリズムをリセットするには

  • 毎朝同じ時間に起き、朝陽を浴びる
  • 日中、運動を含め活動的にする
  • 1日3回規則正しい食事をとる
  • 夜遅くの飲酒や食べ過ぎを控える

 





ではでは。



転倒死は、交通事故の2倍。60代以上なら転んで死にいたる人は、12.5%。その9割は平らな所で転んでいます。

1日1万歩は、間違い?1日8000歩/速歩き20分研究データから判明した病気の予防ライン

免疫力を上げて病気にならない3つの習慣

いまからでもすぐ始められる。免疫力を上げて病気にならない3つの習慣

 





参考にしたサイト
本の話:研究者が教える「睡眠負債」を減らす方法
ニシカワ:理想の睡眠時間とは?7時間とは限らない?調べ方まで解説
からだケアナビ:知って快眠!睡眠の新常識
東洋経済:これが真実!日々歩けば「医者要らず」になる
東京都医学総合研究所:運動により骨格筋から分泌されるイリシンはアミロイドβの蓄積を抑制する
ターザン:なぜ歩く人は健康なのか? ウォーキングの9つの効果まとめ
健康長寿ネット:健康長寿に効果的なウォーキング

 





 





 





良い睡眠には、ミネラルを。

 





 





タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。