2025年は「良く歩く」一年にしましょう
今年2025年の最初の記事には、『歩く一年』が良いと思い記事にします。
今までも歩くことの重要性は繰り返しお伝えしてきました。
いつまでも健康でいられるには『歩くこと』が大切です。
なので「ウォーキング」を取り上げます。
その理由は、、、
病気の9割は歩くだけで治る!
からです。
これは、この本からいただきました。
歩くだけで、病気も治る
長尾 和宏医師は、著書「病気の9割は歩くだけで治る!」の中で歩くことで以下のようなメリットを上げています。
- 現代病の大半は、歩かないことが原因だった
- 糖尿病、高血圧などの生活習慣病は歩くほど、薬が減る
- 最大の認知症予防法は計算しながら1時間歩くこと
- うつ病も歩くだけで薬無しでも改善する
- 国民病の不眠症は、歩くだけで解決する
- 逆流性食道炎も便秘も一挙に改善
- 繊維筋痛症も喘息もリウマチも治る
- がんの最大の予防法はこんなにも単純だった
こんなにも「歩く」ことで効果が得られるのは嬉しいこと。
おすすめなのは「幸福感が増す」ことです。
歩くとセロトニンが増加して幸福になる
なぜ??
「歩くとセロトニンが増加して幸福になる」のでしょうか?
それは、、、
歩くことでリズミカルな運動を続けると、脳内でセロトニンというホルモンが増加します。
すると、、、
たとえば、、、
鬱病の人は、ストレスや不安に対してとても弱いです。
それは、脳内のセロトニンが低下しているからだといわれています。
歩けば、脳が活性し、認知予防に繋がる
歩くと、軽い振動が全身に伝わります。
すると、、、
血行が良くなり、脳内の血液の循環が促されて、脳の働きがより向上します。
さらに、、、
歩くことで、筋肉からイリシンというホルモンが分泌されて脳へゆき、BDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が分泌されて、脳の神経細胞が増えたり、シナプスの接点が増えて、記憶力や学習能力が高まることがわかっています。
より効果的な朝のウォーキングを取り入れよう
前出の長尾先生は、歩くことの重要性の中で、、、
『薬よりも散歩』が大切だと。
歩くことでよりメリットが多い時間帯は、ダントツに『朝のウォーキング』です。
あなたを劇的に変えるわずか5分の『朝さんぽ』
たとえば、退職して時間に余裕がありすぎるとき、、、
なんて事がよくあります。
その原因は、、、
太陽の光を浴びていないからです。
というのは、、、
脳の視床下部のいちばん深い脳底にある視交叉上核が「親時計」をリセットして、身体のリズムを整えてくれる
からです。
自分でも本当は、心の中で起きようという意識があっても、どうしても起きられないことはあります。無理して起きたとしてもそれがストレスになってしまいます。
ですから、、、
無理せずにできる範囲で良いから、起きたらまず、外を歩いてみることをおすすめします。これを繰り返していくうちに、身体に1日のリズムが少しずつ芽生えます。
これを、、、
- サーカディアンリズムといって、日本語では『概日リズム』といっています。
なぜ、起きられなくなったのか?!!
その理由は、、、
以前は、人の1日は25時間ともいわれていましたが、現在では24時間より少し長いといわれています。
サーカディアンリズム
周期 | 約24.5時間 |
特徴 | 体内時計が作り出すリズムで、精神的・身体的状態が規則的に変化する |
影響を受ける機能 | 体温、血圧、睡眠、ホルモン分泌など |
サーカディアンリズムをリセットするには
- 毎朝同じ時間に起き、朝陽を浴びる
- 日中、運動を含め活動的にする
- 1日3回規則正しい食事をとる
- 夜遅くの飲酒や食べ過ぎを控える
ではでは。
参考にしたサイト
本の話:研究者が教える「睡眠負債」を減らす方法
ニシカワ:理想の睡眠時間とは?7時間とは限らない?調べ方まで解説
からだケアナビ:知って快眠!睡眠の新常識
東洋経済:これが真実!日々歩けば「医者要らず」になる
東京都医学総合研究所:運動により骨格筋から分泌されるイリシンはアミロイドβの蓄積を抑制する
ターザン:なぜ歩く人は健康なのか? ウォーキングの9つの効果まとめ
健康長寿ネット:健康長寿に効果的なウォーキング
あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |