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『魔女の一撃』とよばれるぎっくり腰のこと

健康豆知識

ぎっくり腰の正式名称は、『急性腰痛症

ヨーロッパでは、ぎっくり腰のことを『魔女の一撃』と呼んで恐れられています。

それは、、、、

ぎっくり腰は、突然襲ってきて、その痛みといったら、、、

「その場から1歩も動けずにどうすることもできず、脂汗が出てる」

ほどだからです。

ゴルフや野球の素振りを軽くしたときにぎっくり腰に
これこそ、『魔女の一撃』



急性腰痛症(ぎっくり腰)とは

ぎっくり腰は、急な動作によって腰の関節や椎間板に大きな力がかかり、

腰を支える靱帯などに部分的な損傷が起こること。

ぎっくり腰は、年齢など関係なく起こる

ぎっくり腰は、老若男女問わず、老人をはじめ、若い人でも多いことが特徴です。

また、下肢に痛みやしびれがある場合は椎間板ヘルニアへ移行することもあります。

ぎっくり腰は、こんな時に起こる
  • 咳やくしゃみ
  • ものを拾う
  • 寝起き
  • 顔を洗う
  • ものを取ろうとしたとき
  • ゴルフや野球の素振り

 





1年以内に4分の1の人々が、『ぎっくり腰』を再発

ぎっくり腰の特徴は、再発することです。

ぎっくり腰になった人の4分の1の人々は、1年以内に再発しています。

さらに、、、

治療を怠ると、長引いたり、慢性的なぎっくり腰になってしまいます。



ぎっくり腰かと思ったら他の病気だった

ぎっくり腰にだと思っていたら、他の病気が潜んでいたことも多いようです。

たとえば、、、

  • 腎臓
  • 肝臓
  • 胆のう
  • 心臓やその周りの血管
  • 膵臓など

ただの腰痛だと思っていたら腎臓病や尿路結石だった

一番多いのは、、、

  • 男性の場合は尿路結石
  • 女性の場合は急性腎盂(じんう)腎炎
内臓の病気から、ぎっくり腰に

腎梗塞や膵臓ガンなども腰痛を起こす病気だといわれています。

ですから、、、

腰痛だと軽く考えないで、重篤な病気かもしれないので腰痛が酷いようなら病院に行って、診察した方がよいのです。

ぎっくり腰は、内臓疾患のサインかも
腎梗塞や膵臓ガンなども腰痛を起こす病気

 





ではでは。

タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。