次第に体を蝕むコンビニ食や外食が続くとカラダは酸性に傾きます
1,997年以来、糖尿病は増加しています。
糖尿病ネットワークというホームページでは、、、
厚生労働省の平成28年「国民健康・栄養調査」
糖尿病患者・糖尿病予備群の数として、、、
「糖尿病が強く疑われる者」の割合は、12.1%
- 男性16.3%
- 女性9.3%
- 糖尿病の可能性を否定できない者12.1%
糖尿病の可能性を否定できない者
- 男性 12.2%
- 女性12.1%
前回のブログでは、、、
尿のphが長く酸性に傾いていると糖尿病になりやすい
という記事を出しました。
長期間にわたり尿phが酸性(アシドーシス)になっていると、糖尿病や痛風発作、腎臓・尿管結石になりやすいことが分かっていまおり、この原因は、インスリン抵抗性と深く関係していること。
そして、、、
などを説明しました。
これは、、、
メダボリックドミノという現象です。
このような悪循環を正常な状態に戻すためには、
酸性に傾いたカラダをアルカリ性に戻して上げることが肝心です。
そこで、今回の記事では、
アルカリ性のカラダに戻す食物を取り上げてみたいと思います。
どうしてカラダは、酸性に傾くのか
カラダが酸性に傾くと、、、
免疫力が低下して、風邪を引きやすくなります。理由としては、弱酸性の体内が酸性化することで白血球の働きが低下する
からです。
なので、、、
なのです。
しかし、現代人の食生活や生活環境は酸性に傾くような状況が多いのです。
飲酒(アルコール)の飲み過ぎ
お酒は、程ほどならば百薬の長などといいますが、基本時にアルコールを摂取するとカラダは酸性に傾きます。
なので、、、
飲み過ぎた次の朝の尿酸値は酸性
になっています。
睡眠不足とストレス
ストレスを多く抱えている人は、睡眠が浅かったり短かったりと健康的な生活とはいえません。
すると、カラダは酸性に傾いています。
現代人の生活は、どうしても酸性に傾きやすい生活になっています。
タバコや薬、病気も酸性化の原因に
タバコをよく好む人は、カラダが酸性になっています。なので、生活習慣病にかかりやすいといわれています。
また既に糖尿病や腎不全などの病気や腎機能の低下によってカラダが酸性になっていることもありますし、その薬を飲むことでカラダが酸性になっているという状況もあります。
食生活を見直してカラダを弱アルカリ性に戻しましょう
前回の記事[日々カラダをアルカリ性に保つことを意識しながら食事をしよう]では、酸性食物とアルカリ性食物の表にしました。
以下の表がそれです。
酸性 | 3 | 炭酸水、ソーダ水、栄養ドリンク |
酸性 | 4 | ポップコーン、クリームチーズ、バターミルク、プレーン、菓子パン、パスタ、チーズ、豚肉、ビール、ワイン、紅茶、ピクルス、チョコレート、ローストナッツ、酢、スイートンロー(人工甘味料)、イコールスイート(人工甘味料)、ニュートラスイート(人工甘味料) |
酸性 | 5 | ほとんどの精製水、蒸留水、コーヒー、加糖フルーツジュース、ピスタチオ、牛肉、白パン、ピーナッツ、ナッツ、小麦 |
酸性 | 6 | フルーツジュース、ほとんどの穀物、卵、魚、茶、煮豆、加熱したほうれん草、豆乳、ココナッツ、ライ豆、プラム、玄米、大麦、ココア、オート麦、レバー、牡蠣、鮭 |
中性 | 7 | ほとんどの水道水、ほとんどの湧き水、海水、河川水 |
アルカリ性 | 8 | リンゴ、アーモンド、トマト、グレープフルーツ、トウモロコシ、マッシュルーム、カブ、オリーブ、大豆、桃、ピーマン、大根、パイナップル、サクランボ、ワイルドライス、アンズ、イチゴ、バナナ |
アルカリ性 | 9 | アボガド、緑茶、レタス、セロリ、エンドウ豆、さつまいも、ナス、さやいんげん、ビート、ブルーベリー、洋ナシ、ブドウ、キーウィフルーツ、メロン、みかん、イチジク、ナツメヤシ、マンゴー、パパイヤ |
アルカリ性 /td> | 10 | ほうれん草、ブロッコリー、アーティチョーク、芽キャベツ、キャベツ、カリフラワー、ニンジン、キュウリ、レモン、ライム、海藻、アスパラガス、ケール、大根、カラードグリーン、玉ねぎ |
一般的に理想の食事は、、、
だといわれています。
が、、、
外食に頼ってばかりの食事だと糖分やトランス脂肪酸など多く、カラダを酸性にするものが多い
のです。
酸性アルカリ性のバランスを見ながらカラダをアルカリ性に戻す
上の写真は、以下にも日本食ですが、これが最適なアルカリ性と酸性の食物のバランスです。
では、如何にしてアルカリ性のカラダにするかを考えましょう。
野菜や海藻を増やしてみる
野菜や海藻は、アルカリ性の食べもので身体にもとても良い食物。
ですから、、、
酢の物や梅干しを食べる
酢の物や梅干しにはクエン酸が多く含まれています。
クエン酸が含まれている食物は酸性になったカラダを中性に戻す役割があります
酸性食品の脂質や糖分を避ける
外食やコンビニ弁当などは、高カロリーなものが多いです。
高カロリーな食品は、酸性化させるので避けることが大切です。
なので、、、
清涼飲料水やコーヒーを避けてお茶や野菜ジュースを飲む
中性の飲み物の代表は、加熱されていない生水です。
なので、、、
生水を飲むことは、健康にとても良いとされています。
水の健康に関しては、以下の記事にありますので参考にしてください。
清涼飲料水やコーヒーは酸性の飲み物なので、せめて野菜ジュースとか緑茶などを飲むように心がけてください。
最後に
カラダをアルカリ性にする食物とコツをとり上げましたが、
じつは、、、
カラダを強いアルカリ性にするのもよくありませんので注意が必要です。それは、リン酸カルシウムや尿酸ナトリウムの結晶ができやすくなる
からです。
たとえば、、、
果物が良いと知り摂り過ぎると、果物には果糖が多いため尿酸値を上昇させてしまいます
また、、、
カロリーが増加するので、注意が必要です。
ですから、何ごとも程ほどが大切です。
くり返しますが、、、
アルカリ性食材を60%、酸性食材を40%が最適なバランス食事
と、覚えてください。
ではでは。
参考にしたサイト:
トリム・ミズラボ:アルカリ性のグラフ
ナース専科:アシドーシス・アルカローシスとは|症状、原因、phの評価
尿pHが酸性!でも、大丈夫。カラダをアルカリ性に戻す7つの方法
ホワイトフード:pH調整剤
ちそう:添加物:ph調整剤」の役割とは?
管理栄養士の料理雑学ブログ:pH調整剤とは?安全性は?【管理栄養士の解説】
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あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |