体脂肪のことを理解しよう。体脂肪には、「皮下脂肪」と「内臓脂肪」がある
私たちの体のおよそ2割は脂肪でできています。
体脂肪率が20%の人の時に60キロの人の場合、12キロが脂肪になります。
その60キロの人にどのように脂肪がついているかというと、、、
- 大半の脂肪は、皮下脂肪にあり
- 内臓脂肪は、胃や腸と行った気管のまわりについていいます
生活習慣病と深く関係している「内蔵脂肪」
一般的には、、、
- 女性は、皮下脂肪が多い
- 男性は、内臓脂肪が多い
などといわれています。
「太っていると生活習慣病のリスクが高い」といわれているのが男性に多い皮下脂肪の方です。
上記のイラストで分かるように、、、
内臓脂肪の細胞は皮下脂肪に比べて、じつは細胞の大きさが小さいのです。また、代謝の活性が高いこと。
これは、、、
内臓の胃や腸と直結しているために、肝臓に糖分などのエネルギーを出したり入れたりできるからです。
なので、、、
内臓脂肪は、過食になると反応して大きくなって太ってしまうのです。
しかし、、、
減りやすいのも特徴で、食事制限するとこの内臓脂肪から先に消費されます。
ということは、ダイエットすると効果がすぐに現れるというのが内臓脂肪の個性になります。
皮下脂肪は、寒さに対応するために細胞が密になっています
比較的女性に多いといわれている皮下脂肪。
この、、、
皮下脂肪は、皮膚と筋肉の間に蓄積されている脂肪になります。
特徴は、、、
体全身についていて、ゆっくりと蓄積されていき、1度蓄積されたら落としにくい特徴があります
上のイラストでも分かるように、、、
皮下脂肪のつき方で、見た目の体型が変わってきます。
とくに、、、
皮下脂肪がつきやすいのは、お尻、太ももなどの下半身。
皮下脂肪かどうかの見分け方は、、、
ふっくらした部位を手で摘まんでみて「痛くない」なら皮下脂肪です。
皮下脂肪率
皮下脂肪は、体温を維持する役割があります。
が、その一方で、、、
皮下脂肪が過剰に蓄積されると膝や腰に負担がかかります
皮下脂肪の標準値は、、、
- 男性は、8.6~16.7%未満
- 女性は、18.5~26.7%未満
といわれています。
ですから、、、
皮下脂肪も内臓脂肪も適切な蓄積を維持するように心がけて生活しましょう
ではでは。
あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |