苦み成分の「植物性アルカロイド」でデトックス!
春になりました。
暖かくなって、カラダを動かしたくなりますね。
寒い冬は、寒くならないようにエネルギーを体内に溜め込んでいました。
しかし、、、
暖かくなると、代謝も上昇して、肝臓の高ぶり、ほてりやのぼせが発生します。
ですから、それらを沈める必要が出てきます。
それが、、、
春の山菜でデトックス
なのです。

春の山菜の苦みは植物性アルカロイド
山菜の天ぷらはとても美味しいですが、ちょっと「苦い」ですよね。
あれは、「植物性アルカロイド」という苦み成分なのです。
この、、、
「植物性アルカロイド」には、デトックス効果があります。
さらに、、、
腎臓の機能を高めるため、腎臓のろ過機能がさらに高まり新陳代謝を活性化させてくれる
のです。
植物性アルカロイドは、微量の毒素でもあるので要注意。
春の山菜といえば、たらの芽、ふきのとう、ウドなど。
これらの山菜の苦みがなぜあるのかというと・・・
暖かくなり昆虫や動物・微生物からが食べにくるので、自らを守るために含まれている微量の毒素
だとされています。
ですから、、、
私たち日本人は、山菜を調理するときに「灰汁抜き」をするのは、とても理にかなった方法なのです。

春の山菜をご紹介
我が国で、食べられている山菜は、なんと100種類ほどあるようです。
なんでも食べようと思うと、350種類ぐらいあるそうですが、何といっても美味しいのが一番なのでポピュラーなのは、、、
- ふきのとう(蕗の薹)
- タラの芽
- ぜんまい
- うど
といったところでしょうか。
春を告げるふきのとうは、栄養満点
山菜といえば、「ふきのとう」が最初にでてきます。
ふきのとうは、春の使者
ともよばれています。

ふきのとうには、数種類のポリフェノールが含まれていると言われています。
また、、、
「健胃化痰、涼血解毒」といい、余分な湿気や熱、毒を取り除く作用があります。
痰をとるほか、胃腸の調子を整える「健胃・健脾」の働きもあります。
健胃化痰(けんいかりゅうかたん)
涼血解毒(りょうけつげどく)
山菜の王様「たらの芽」

タラの芽には、タンパク質やミネラル、そしてビタミンEが豊富に含まれており、食物繊維も潤沢に含まれています。
また、、、
ダイエットにも効果があり、苦み成分のエラノサイドは、糖の吸収とインスリンの上昇を抑えくれます。
さらに、、、
βカロチンも多いので、風邪や花粉症などにも効果が期待されるとか。
浮腫解消にゼンマイがおすすめ
ぜんまいには、食物繊維、ビタミンKや葉酸、カリウムと栄養分がいっぱいです。

また、体内のナトリウムの排出を手助けする作用があるため、塩分のとりすぎを調節してくれます。
カラダの毒素を排出してくれる「ウド」
ウドには、カラダの毒素を体外に排出させる働きがあるアスパラギン酸が含まれています。
この、、、
アスパラギン酸は、疲労回復に効果があります。
また、カリウムも多いので「浮腫解消」にも期待できます。

山菜の調理にはぜひ「天ぷら」を
春の山菜を効果的に食べるには、天ぷらがおすすめです。

山菜は、アク抜きしても苦みが強かったりします。そのためにも油で揚げると苦みが和らぎ食べやすくなります。
さらに、、、
天ぷらのコーティングで豊富な栄養を閉じ込めて効率よく栄養を摂取できます。
ではでは。
参考にしたサイト
j-medix:身体の毒素を出してくれる山菜旬の食材ワラビを採りに
女性専用フィットネスジム Bodies:春の山菜で冬に蓄えた老廃物をデトックス
栄養検定:春野菜に含まれるデトックス成分に要注意
ウェザーニュース:肝臓に負担がかかる春先は山菜でデトックス
![]() | あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。 |