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お米の黒い点の話:あいがと米

身体に良いもの

この時期になると、必ず扱う話題は新米の話。
秋真っ盛りで、『あいがとや』にも新米が届きました。

あいがと米は、本当に無農薬なんです。

一切の農薬を使用していません。
だから、とっても貴重なお米なんです。

あいがと米を精米すると、下の写真のような黒い点の付いた米粒が時々見受けられます。
「あら!黒いから嫌だ!」って言わないでください。

これは、『あいがと米』が無農薬という証明なんです。

安心してください。食べてもまったく問題はありません!

ちょっと今回は、その周辺の話をします。

下の写真のようなカメムシが食べた後なんです。
参照:茨城県「水稲-斑点米カメムシ類」より。

水稲-斑点米カメムシ類

ちょっとお米の話を。

日本のお米には、一等米、二等米という基準があります。
その基準は、
・米粒が揃っているか
・未熟な米がないか
・虫に喰われていないか
・糠が混じっていないか
などなど、厳しい審査が設けられています。

これって、見た目の判断なんです!?

黒い点が、わずか0.3%以上確認されたら二等米に降格されます。
すると、、、買い取り価格が下げられて、農家さんの収益は40haで290万円も減収されてしまいます。

『あいがと米』が、この検査を受けたら・・・

全ての基準において、、、不合格になります。

米粒は揃っていないし、未熟な米も含まれるし、虫には喰われているし、糠も付いている・・・

だって、無農薬米ですから。
殺虫剤で、虫や微生物を殺していませんから。
行政が農薬を「年間に19回も撒きなさい」と指導する中、まったく農薬を撒いていませんから。

安心で安全なお米なのです。

どうか私たち人間も虫や微生物と一緒に生きている自然の中の生きものだと言うことを知っていただきたいです。

虫や小動物も食べないお米を食べるって、、、
ちょっと不思議な感じがします。

それが、、、一等米というのなら、、、

考えてしまいますね・・・

最後に、

お米を炊く時に少しの天日塩やミネラルくんを足すと自然と栄養が補給されます。

お試しください。








タロ

久永 広太郎(ヒサナガコウタロウ)

あいがとや店主。有限会社グランパティオ代表。グラフィックデザイナー。アートディレクターを経て情報誌「パティオ」を発刊し自然災害や公害問題、健康被害などの問題に目覚める。週末は、もっぱらアウトドアにひたすら勤しむ。