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揚げさんまのおろし煮

揚げもの

良くメニューを考えてから買い物に行った方が、余計な買い物をしないで経済的。という話を聞きますが我が家の場合は、旬の安い物を見つけては、ごっそり買ってきてそれを家族にいかに飽きさせないで料理するかというのを心がけています。

もちろんこの『さんま』も旬で安〜く買ってきた物です。
そんなに安〜くゲッとした美味しいサンマを骨ごとサッパリと食べられちゃう嬉しい料理がコレ。
サンマは骨まで食べられるようにじっくり2度揚げしてから煮ています。だから臭みもないですし、カルシウムもたっぷり取れますよ。

揚げさんまのおろし煮

材料(1人分位)

◎さんま 2尾
◎大根 1/3本
◎大根の葉 1/3本分
◎片栗粉、小麦粉 適量
◎揚げ油 適量
【下味】醤油、酒 少々
■煮汁
◎だし汁 1カップ
◎醤油 大3
◎みりん 大1.5
◎酒 大1.5
◎砂糖 小1/2
◎大根のおろし汁 大2

揚げさんまのおろし煮

作り方

  • さんまは頭と尾を落として、8等分位の食べやすい大きさにぶつ切りにしてから、内臓を取り、よく水で洗って、キッチンペーパー等で水気を取り、下味をからめます。
  • 片栗粉・小麦粉を1対1の割合で混ぜた粉を、揚げる直前にまぶし、低温の160〜170度の油で10分間しっかり揚げます。
  • さんまを揚げている間に、大根の葉を塩を少し入れた熱湯で3〜4分茹で、水にとって粗熱を冷まし、4〜5cmの長さに切っておきます。
    大根は皮ごとすり下ろしておきます。すり下ろしたときの汁は使うので、取って置いて下さい。
  • さんまがカラリと揚がったら、一度取り出し、今度は揚げ油を200度位に上げ、2度揚げします。
  • 大根のおろし汁を入れた分量の煮汁を煮立て、揚げたさんまと切った大根の葉と茎を入れ、5分程度中火で煮ます。(あまり煮込む必要はありません。)最後に大根おろしを入れ、一煮立ちさせたら出来上がりです。

大根おろしにはあまり火を加えない方が美味しいです。

さんま

さんまには、良質のたんぱく質や鉄分、ビタミンA、カルシウム、ビタミンDなどが多く含まれており、成長期の子供や中高年の方は、特に積極的に摂りたい魚です。

さらに近年注目されている不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が、さんまには豊富に含まれています。これら不飽和脂肪酸には、血液をサラサラに保ち、コレステロール値を下げる働きがあり、DHAは脳細胞の働きを活発にし学習能力を向上、痴呆やボケを防ぐ効果も期待できます。

揚げさんまのおろし煮