
ダマスカス・ローズの蒸留水100%の化粧水|朝摘みばら水
深みのある甘さと軽やかな花の香りは、
古くから人々の憧れでした
成分 | ダマスクバラ花水(薔薇の品種:Rosa damascena)(モロッコ産) |
内容量 | 100ml |
生産国 | モロッコ |
販売元 | ナイアード |

朝摘みのダマスカス・ローズ
モロッコの厳しくも豊かな自然の恵みの中で育つダマスカス・ローズ。
収獲する時は、太陽が高く昇り気温が上がるとバラの香りが揮発し薄くなってしまうため、薔薇がもっとも多く芳香成分を含み香り高い早朝に収穫作業を行います。
花は繊細なので、手で摘み取ります。
またバラの香りは花びらだけでなく、雄しべ、雌しべの部分にも濃厚な香り。さらに、深みのあるバラ水の香りを作るため、花びらだけでなく花全体、萼(がく)やしべの部分も原料として使っています。
良い香りを保つために、枯れた花や葉などを手作業で取り除く繊細な作業を行っています。
理由としては、古い花や痛んだ花が多いと、酸味の強いものにり、葉が多いと青臭い匂いが強くなるためです。
収穫の期間は短く、1年にたった20日から40日位だけなのです。
伝統的な水蒸気蒸留
伝統的な蒸留器で、新鮮なバラの香りそのものが残るように、ゆっくりと時間をかけて蒸留します。
そして、蒸留に使う熱湯の温度が上がりすぎないように、数時間、火加減を調整しつづけます。
蒸留器の振動音で判断をして、繊細に調整をするのです。
蒸留作業は、数時間に及ぶ根気のいる作業なのです。 大量に早く蒸留する方法もありますが、バラの香りが変わってしまうため行っておりません。
朝摘みバラ水1本に約60輪
「朝摘みばら水」には、1本100ml瓶に約60輪のバラのエッセンスが入っています。
1回に生産するバラ水の量は、使用した花と同じ重さとすることを原則とし、薔薇の状態、香りを確認し、花の香りが薄い場合にはそれより少ない量のばら水を作ります。
自然のままに育ったバラ
「朝摘みローズウォーター」専用のバラ畑はありません。
バラは、麦などの食と現金収入を支える作物畑の周縁に植えられており、獣害や外部から守るため、畑と畑の境界に植えられています。
なので、バラは特別な手入れはされず、自然のままに育ちます。
「朝摘みローズウォーター」専用のバラは、農薬はもちろん、化学肥料を使わず、伝統的な有機農法を追求しています。
また、蒸留後のバラは、天日で乾燥させ、羊のえさにし、その糞を肥料として畑に返すのが伝統的な方法として循環しています。畑を垣根として守り、土に還り作物を育て、羊を養うことで食を支え、さらにバラ水やドライローズとなって収入をもたらすバラなのです。
毎年違う香り
毎年同じように作りますが、バラの育った気象条件などで、香りのニュアンスが変わります。
甘さが強い香りの年だったり、スッキリ系の年だったり、変わる香りをお楽しみ下さい。また、ボトルに詰めてからも、香りが熟成し変化します。

朝摘みバラ水の楽しみ方
化粧水として毎日のスキンケアに、リフレッシュウォーター、リネンウォーター、手作り化粧品の素材などに使えます。
他にも、目元の乾燥が気になったり、パソコン作業などで目が疲れてしまった時には、アイパックもオススメです。
コットンにバラ水を染み込ませたものを、数分目の上に置きます。
また、1日の終わりの就寝時に、枕カバーの隅に少し吹きかけます。やさしいバラの香りが、1日がんばった心をリラックスさせてくれます。
日本ではバラの香りというと、女性のもの、特別なものというイメージがありますが、モロッコでは、もっと日常的で身近なものです。
菓子や飲み物の香り付けなどに食用として、胃腸薬、目薬などの家庭用薬として、洗顔、礼拝時に体を清めるために、また、冠婚葬祭、来客をもてなす時にも、生活の様々な場面で頻繁に用いられています。
男性も、礼拝に出かける時、シャワーの後など、ばら水を日常的に使うようです。
ご使用上の注意事項
- 肌に異常が生じていないかよく注意してから使用してください。
- 肌に傷、はれもの、湿疹などの異常がある時は使用しないでください。
- 肌に合わない時は、使用をお止めください。
- 使用中や使用した肌に、直射日光があたって、赤み、はれ、かゆみ、刺激、色抜け(白斑など)や黒ずみなどの異常があらわれた場合は すぐに使用を中止し、皮膚科専門医への相談をおすすめします。そのまま使用を続けると症状が悪化することがあります。
- 高温・高湿及び直射日光を避け、乳幼児の手の届かない場所に保管してください。
- 合成保存料・合成香料などの添加物は一切使用していませんので、開封後は冷暗所に保管、3ヶ月以内に使いきってください。
- 稀に白い沈殿物が生じますが、薔薇の成分です。品質には問題はありません。
- ごく稀にガラスに気泡や着色のあることがありますが、容器の製法によるもので、ばら水の品質には問題はありません。