細胞から元気になる入浴法で ヒートショックプロテインを増やせ!
ヒートショックプロテイン(HSP) が増えると細胞修復機能が上がり 免疫力が上がる!
体を温めると細胞の中で「ヒートショックプロテイン(以下HSP)[熱ショックたんぱく質]」という物質が増えます。
細胞内のたんぱく質が熱によって変性して、細胞を強化する働きをします。
例えば、ウィルスやガン細胞を攻撃する白血球に働きかけ、外敵を退治する能力を飛躍的にアップさせることが確かめられました。
また、ガンを攻撃する細胞として知られるNK細胞を活性化させる働きもあります。
HSPが増える入浴方法とは? 自宅のお風呂が天然温泉になる 「ミネラルくんお風呂」が最適!
HSPプロジェクト研究所所長で医学博士の伊藤要子先生は、HSPを30年以上研究し、私たちが望む健康、美容、老化防止、がんを含む病気の治療などはHSPがすべて叶えてくれると、普及活動をされている先生です。
伊藤先生が進めるHSP入浴法をご紹介します。 用意するものは、舌下型の体温計と時計、お風呂用温度計です。まず自分の体温を測り、入浴前には掛け湯で十分体をあたためてから、ゆっくりお風呂に入り体温を上げていきます。
湯温を徐々に上げて42℃にしてしばらく浸かると体温が38℃になってきます。そうなるとHSPが作られ始めます。ポイントは体温が38℃になってから10分間入浴すること。ただし、個人差がありますので、ご自分の体調に合わせて無理はしないようにしてください。(低体温の方は体温を38℃まで上げると負担が大きいので平熱プラス1・5℃程度が目安です。)
お風呂から出た後も体を冷やさないようにタオルにくるまって10から15分横になり汗を出します。
これでHSPが体内で作られ、効果は次の日から4日後くらいまで持続します。効果のピークは2日目です。 白血球のリンパ球増加が著しく、免疫増強効果によってウィルスなどに感染しにくくなります。この入浴法でHSPを増やすのは、効果の持続から考えて、週2回が効果的です。
また、高濃度のミネラル入浴剤「ミネラルくんお風呂」を入れれば、温泉効果が加わり保温効果が抜群です。 入浴後も体の芯まで温まり体温が下がりにくいのでHSP入浴法に最適です。