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女性に多い慢性不眠症などの睡眠障害は、生活習慣病の予備軍

女性に多い慢性不眠症などの睡眠障害は、生活習慣病の予備軍 未分類

日本人女性は、世界で最も睡眠時間が短い

 世界の先進国で、日本人が一番睡眠時間が短いことが分かっています。

なんと、、、

フランス人やイギリス人に比べて、1時間も日本人は睡眠時間が短いです。

 経済協力開発機構(OECD)の行った二〇一八年の調査では、一五歳〜六四歳を対象にした睡眠時間の結果は、日本が7時間22分と最下位。同じく睡眠時間が短い韓国と比べても19分短いという結果が出ています。

 日本は昔から家のことは、女性が一手に担ってきた文化があり、その下地が影響しているのかもしれません。が、共働きを推進してきた社会なので、その睡眠時間は年々短くなってきています。
また、高学歴の日本人女性が、より睡眠時間が短い傾向にあります。

 現代の日本文化が、欧米化していても家事や育児などの役割分担は、進んでおらず、イクメンが流行り、育児を手伝う男性が増えてきても、データでは、女性の睡眠時間は、減っているのです。

慢性的な睡眠不足は、生活習慣病に直結する

慢性的な睡眠不足は、生活習慣病に直結する

 慢性的な睡眠不足を続けると、「日中の眠気」「意欲低下」「記憶力減退」などの精神機能の低下を引き起こします。

 さらに、「体内のホルモン分泌や自律神経機能にも大きな影響を及ぼします」

 女性の場合は、【女性は、生理、妊娠、出産、更年期】と、生涯を通じて、体温や性ホルモンの変動と向き合っています。

慢性的な睡眠不足は、食欲を抑えるホルモンのレプチン分泌は減少させる

 睡眠時間が少ないと、肥満になる傾向があります。寝不足でいると、食欲を抑えるホルモンのレプチン分泌は、減少し逆に食欲を高めてしまうホルモンのグレリンの分泌が増します。

ですから、慢性的な睡眠不足は、食欲が増大し肥満へとつながります。

それは、肥満から生活習慣病になりやすいということにつながります。
五月号に続きます。