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お母さんのストレスで幼い子供がアレルギーになってしまうかも

アレルギー アレルギー

 現代のお母さんは、お仕事もやりながら家事もやるという人が多いです。仕事だけでもかなりのストレスなのに、休まずに家事もこなすのは大変な労力です。


 ストレスを抱えてしまうと、血液がドロドロになります。

その理由は、交感神経の過緊張によるところが大きいです。手足などは自分の意識で動かせますが、胃や腸、心臓といったものは自分の意識では動かせません。この動きをやってくれているのが自律神経です。


 自律神経には、交感神経と副交感神経があります。

交感神経は、活動的なとき主に日中に働きます。会社などにいてストレスが激しくなると交感神経の過緊張の状態になります。すると、白血球の中の顆粒球というものが、過剰に分泌されるのです。

この増大した顆粒球が死滅して活性酸素を出します。これが血液ドロドロの正体です。


 死滅した大量の顆粒球が活性酸素となり、身体の粘膜や組織を破壊していき、さまざまな病気を引き起こします。例えば、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、間質性肺炎、メニエール病 歯周病など。

アレルギーは、お母さんのだらしない生活から

 逆にお母さんが、ダラダラした生活をやってしまい、だらしない生活を送ると、副交感神経が過緊張になります。すると、必要以上にリラックスした状態を作ってしまいます。

血液の流れも緩くなり血流障害を起こします。また白血球の中のリンパ球が増加していきます。

このリンパ球が必要以上に増加すると、免疫過剰反応によって、【喘息、アトピー、花粉症】などのアレルギー疾患になってしまいます。


 アレルギーは、ハウスダストや動物の毛、花粉、植物中のタンパク質など特定のアレルゲンをリンパ球が抗原と誤認することで起きる免疫過剰による病気です。

アレルギーの幼少化を防ぐ規則正しい生活

 副交感神経を過剰に緊張させる最大の原因は、運動不足とだらしない不規則な生活です。

近年、幼い子どもたちのアレルギーが増えています。その原因の一つは、お母さんのストレスだと考えられます。

実際に、アレルギー症状の子どものお母さんの血液を検査すると、ほとんどリンパ球が多いといいます。


 赤ちゃんは、もともと免疫力がなく、母乳を通して母親から免疫をもらうので、そのとき母親がアレルギー体質だと、子どももその体質を受け継いでしまいます。


 ですから、日々の規則正しい生活を送り、夜は早く寝て、朝は早く起きるというサイクルを身につけることで、子どもたちのアレルギーを防ぐことになります。