こまめな水分補給だけでは危険!
今年も暑い夏がやってきますね。ニュースや天気予報では梅雨の頃から熱中症予報を流しています。そして熱中症予防対策については、「こまめな水分補給をしましょう。」としか言いません。
しかし、たくさん汗をかく、これからの強烈な夏に向けて「こまめな水分補給」だけの対策では、むしろ危険です。水分だけを摂っていればいいというのは間違いだからです。
微量ミネラルがないと生きられない
私たちの体の中にあるミネラルはたったの4%しかありません。その中でも生命活動を行うために絶対に必要な微量ミネラルは、ぐーんと少ない0.3%。60kgの人でたったの18グラムしかありません。さらにその中の3〜4グラムがFe(血清鉄分)で、呼吸から得た酸素を血液中に送る役目をしています。その他の微量ミネラルも生命活動に欠かせない働きをしています。この微量ミネラルがひとつでも少なくなると「病気」になったり、または完全になくなると生命活動が維持できなくなります。
水分補給だけでは熱中症予防には意味がない?
血液中の微量ミネラルが大量になくなる要因は、汗をたくさんかくこと。特にこれからやってくる猛暑では、黙っていても汗がダラダラと流れ出てしまいます。汗と一緒にミネラルは体外へ流れ出てしまいますから、それが長時間続くと体内の微量ミネラルが著しく減少し、意識不明や死に至ることにもなってしまいます。だから、熱中症予防対策として、水分だけを摂っていても意味がないわけです。
必要なのはミネラルと塩
微量ミネラルの大切なことはわかりました。では、なぜ塩も必要なのか? 私たちの血液、体液には、約0.9%の塩分が含まれています。汗をかくと塩分も一緒に流れ出るので不足してしまいます。たくさん汗をかいたからといって、汗と同量の水は飲めないのです。これを「自発的脱水」といって、水だけを補給すると血液のナトリウム濃度が下がり、水が飲めなくなります。この状態になると汗をかく前の体液量に戻せなくなり、運動能力が低下し、体温が上昇して熱中症の原因となってしまいます。
塩は化学塩ではなく、海水から採った天日結晶塩の「自然塩」がおすすめです。海水には様々な微量ミネラルがバランスよく含まれていて、それを加熱処理せずに天日で結晶化させた塩は、ミネラルが豊富だからです。
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