日本の基準ではたったの13種類!
アメリカでは、国立科学財団の指標で健康維持に必要なミネラルは、少なくとも45種類とされています。一方、日本では16種類が必須ミネラルとされていますが、厚生労働省が摂取基準を決めているのは、13種類のみ。アメリカの「少なくとも45種類」と比べてみると明らかに少なく、全く足りないことがわかります。
ミネラルがないと生きられない理由
3大栄養素と言われる炭水化物、たんぱく質、脂質の他に、ビタミンとミネラルを入れたのが5大栄養素です。ビタミンの他にミネラルも大切だということは何となく知っていますよね。ですが、なぜ必要なのかと聞かれるとうまく説明できる人は少ないのではないでしょうか。
ビタミンとミネラルは、どちらも体内の酵素に働きかける栄養素です。体内酵素とは、呼吸、消化、代謝、免疫、排泄など、私たちの生命活動に直接関わっています。そのため、ビタミンやミネラルが不足すると働けない酵素が出てしまい、生命活動に支障をきたしてしまうというわけです。
酵素の活動にはミネラルが必須
酵素の活性には、ビタミンよりもミネラルが重要です。
各酵素はそれぞれひとつの働きしかできません。例えば、唾液の中にあるアミラーゼはデンプンを糖に分解する働き。胃のペプシンはたんぱく質を分解する働きしかできません。だから生命活動の種類だけ酵素の数が存在します。なんと、体内酵素は数千種類もあると言われているんですよ。そしてその各酵素は、それぞれに合ったミネラルを必要とするのです。
その中には、ごく少量しか必要のない微量元素と呼ばれるミネラルの存在も非常に重要です。微量元素とは、例えば、鉄、マンガン、コバルト、ニッケル、ヨード、クロム、セレン、リチウム、モリブデン、ケイ素、バナジウムなどなど数十種類にのぼります。本当にごく僅かな存在ですが、必要不可欠なミネラルなのです。
ミネラルは自分で摂れる!
本来ミネラルは、野菜や果物など食べものから摂るものですが、現代の農薬や化学肥料を使う土壌にはミネラルが極端に減っています。そこで『岩の力』や『ミネラルくん』で微量元素も含むバランスの良いミネラルを手軽に取り入れましょう。現代の野菜から摂れなくなったミネラルを補給できますよ。