風邪に抗生物質は効かない!5割近い人が間違った認識!!

 最近NHKのニュースにも取り上げられ問題視されている抗生物質と耐性菌について。風邪で処方されることが多い「抗生物質」は細菌の増殖を抑えたり、殺したりする抗菌薬ですが、風邪の大半には効果がないんです。風邪にはウイルス性と細菌性の2種類があり、一般的な風邪の80%以上はウイルス性です。しかし、ウイルスに抗菌薬は効きません。残り2割程度の細菌性の風邪には抗菌薬は有効ですが、原因を特定せず「念のため」と抗生物質を処方する医師が多くいます。国内のデータで、風邪の患者の6割に抗菌薬が処方されていたという事実もあります。

 

抗菌薬による耐性菌の増加で2050年には死亡者が1000万人にも増える!?

 抗生物質などの抗菌薬は、体内の細菌を殺す薬です。私たちの体の中には、様々な菌が共存しています。抗菌薬を飲むと、体内にいる良い菌も含めてすべての菌がほとんど死んでしまいます。しかし今、薬が効かない「薬剤耐性菌」が増えて問題になっています。将来、治療に有効な抗菌薬がなくなってしまう可能性があるからです。また、耐性菌には従来の抗菌薬は効きかないため、体が弱った患者や高齢者がいる医療機関や介護施設で広がると命に関わります。
 厚労省によると、耐性菌による死亡者は2013年では世界全体で年間70万人。対策を講じなければ2050年には1000万人に増えると推計されています。そのため厚労省では軽い風邪や下痢には抗生物質の投与を控えるよう医師向けに手引きを作成しています。
 安易な抗菌薬の処方と服用はとても危険なのです。

 

風邪に抗生物質が効くと間違った認識をしている人は5割近くもいる!

 「抗生物質がウイルスに効く」と間違った認識をしている人が5割近くもいると国立国際医療研究センター病院(東京都新宿区)特任研究員の 具 芳明さんの調査でわかりました。2014年に20〜60歳代の男女1087人を対象にした同調査では2割近くが「風邪で受診したら抗菌薬を必ず処方してほしい」と答えていたそうです。今までの不適切な処方が患者さんの誤解を招いているとも言える結果ではないでしょうか。

 

風邪は薬では治りません。ミネラルで免疫力を高めて予防しましょう。

 今のところ、残念ながら風邪のウイルスに効く薬はありません。風邪薬にも風邪を治す成分は入っていません。風邪をひいたら「休養と睡眠」。そして食欲がなければ食べないことです。体がウイルスと戦っているときに消化にかかる負担を減らすためです。一番は風邪をひかないようにすること。「ミネラルくん」で毎日のミネラルを補い免疫力を高めましょう。